アクリルキーホルダーのデザインができるまで【同期の休日・購買部】
こんばんは、あちこ@ゆらの母ちゃんです。
息子がお笑い芸人をしています。
「それもまた一興」というコンビと、「同期の休日」というユニットを組んで、2か月に一度「仁王立ち」というお笑いライブを開催しています。
そんな4人のイラストを描いたり、動画を切り抜いたりしている母ちゃんは、毎週金曜日の18時前後にnoteを書きます。
前回の「仁王立ち」ではライブ当日の物販担当もすることになり、ライブの裏側レポートをしました。
今回は、2024/5/12開催の「仁王立ち vol.16」で販売するグッズの1つは、アクリルキーホルダー(イラストバージョン)です。
「イラストの参考になる衣装とポーズ写真をください」とお願いしたところ、仕事の合間を縫って撮影してくれました。
それをいつものイラスト(インスタにアップしていたようなイメージ)で。背景は円形メンバーカラーとのこと。
イラストラフ案
早速ラフ案を描いて同期の休日の4人に見てもらいます。
頭身を微妙に変え、表情やヘアスタイルも変えての3パターン。もちろんパーツごとの選択も可能だとお伝えしたのだが、回答は男らしく潔く。
じん・コバが3番、ミネ2番、ゆら1番。
早速、背景の円に色をつけてみる。
シンプルすぎるかい?いくつか案を出してみよか?
背景画像案
コバの背景が、集合体恐怖症の方には恐怖でしかないデザインとのことで速攻で却下。
シンプルな円形デザインでいくつか案を作成してみることにしました。
悩んだのは、ジャージの色と背景のメンバーカラーのコントラスト。キャラに白縁をつけるかを悩んだけれど、自分の中で却下したことを後悔することに。
CMYKでの色選びが不慣れなこともあり、何個も作成していると、訳がわからなくなってきてしまいました。しかもモニターで見る色合いと仕上がりは絶対に違うはずで(怖い)。
とうとう何が正解かもわからなくなってしまい、判断丸投げ戦法!4つの案を送りました。
コバは5番派、じん・ミネは6番派。
あちこは密かに5番派。30オーバーとアンダー30で別れた感じよね(笑)
最終決定権はゆらに委ねられ、結果、6番採用となりました。
納品データ
アクリル本体を丸型にしたいから「足をしまえ」と指示があり、縮小調整しつつパスの整え(ゴミとり)。テンプレートに載せて、白抜きレイヤーと切り抜きレイヤーのデータを合わせて、入稿用データの完成。
CMYK(印刷用色形式)の色味が全く想像できないど素人。チェキファイルの時と同様に、色確認用にお試し印刷をお願いしました。
校正用のサンプル
印刷屋さんからデータの修正が入り再入稿となりましたが、無事製作!
程なくしてサンプルが到着すると、動揺を隠せずプチ騒ぎ。
コバはまぁまぁOKなのですが、他3人がぁ。背景色に肌色が引っ張られて、呪怨とかキョンシーとか、人間ではないような肌の色合いに見えてしまう。
じんの背景色も、ちょっと蛍光色っぽい黄緑に見える(涙)。ミネ・ゆらはやっぱりキャラに白縁を入れた方がよかったかな(反省&後悔)。
あれこれ修正に試行錯誤したいところはあるものの、2日後までに製作開始の返信をせねば「仁王立ち vol.16」の本番には間に合わないわけで。しかも、どう修正すれば正解なのかもわからず。
ひとまず4人からはOKが出たものの、色合いも本当にOKだったのかを念押し確認。「1学期の緊張感」(同期の休日が主催の寄席ライブ)の終わりに、街灯の下で確認したとのこと。色味を見て欲しいのに、なぜそんな暗がりで確認するかね(不安マックス)。
これ、絶対売れ残るパターンや(涙)。
ヒカキン状態(*物販会議参照)でダンボールの中に眠らせてしまうことになる。これは100%あちこの責任。ふえーん。お願い!みんな!出来栄えには目を瞑って買ってちょー!(懇願)
自分が作ったものを世に送り出し、それが世間に受け入れられるか、拒否されるかという不安は、あらゆるクリエイターや表現者に襲いかかるもの。形は違えど4人もこんな不安と10年近くも闘い続けてきてるかと思ったら、尊敬でしかない。
すごいねー、推したくなるよねー。同休生のみんな、ありがとねー!
次回は、もうひとつのグッズ「ラババン」の制作レポです。お楽しみにー!
つか、現時点まだ納品されてないのだが、間に合うのか不安になってきたじょー。お願いっ、早く届いてっ!
*ちょっと推し活(布教活動)させてちょー*
本日紹介したアクリルキーホルダーは「仁王立ち vol.16」での限定(先行)販売となります。*ネット販売は絶賛会議中のため未定
一般入場料(チェキ撮影なし)にて、終演後にランダムチェキ&グッズの購入が可能です。(詳細はチケット販売サイトの注意事項を読んでちょ)
是非、一緒に仁王立ちしましょー!
*おまけ*〜イラスト用の参考写真〜
4人が忙しい中で写真を撮ってくれたのは、ベネッセの仕事の合間にバタバタとでした。
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