見出し画像

【デュエプレ】とあるカジュアルプレイヤーが最終レジェンドを達成するために考えたこととその軌跡

※Top絵は報酬で当たったSecバルガライゾウ

リンクを押してくださりありがとうございます。
最近のマイブームは歌舞伎揚。(あ、歌舞伎揚って関東の呼び名らしいですね。関西ではぼんち揚らしいです。)「ピヴォ」と申します。

さて、早速ではございますが、今回はぐだぐだと書き連ねるコラムとなります。

誰にも言ってないことだったのですが今回のネロ・グリフィスカップでは個人的に一つの検証を進めておりました。

それはデュエルマスターズプレイスにおいて「最終レジェンド」を達成するために必要なことの検証です。

実は筆者は過去一度だけスペル・デル・フィンカップで最終レジェンドを獲得したことがあります。正直当時は「黒緑速攻」のデッキパワーと上振れで運よく獲得できたものだと思ってます。

最初から最終レジェンドを目指していたのではなく、たまたまいい位置にいたから取れたらいいなぁくらいの感覚だったのです。

それ以降のシーズンは程よくマスターに到達しレート1500~1600で推移しながらいわば楽しくゲームしていました。

しかしじゃあなぜ急に最終レジェンドを目指したくなったかというと、

12月は忙しくなるので最終レジェンドを目指すなら今年は11月がラストチャンスというのが一つ。

BEANSメンバーのトッププレイヤーたちが結果を出していく中で改めて“自分の実力”を測りたくなったが一つ。

最終レジェンドになりたい!とランクマを頑張るメンバーもいてその姿に感化されたことが一つでした。

半年以上も前で自分みたいな、たまたま最終レジェンドに残った人の言う言葉はアレなので今シーズンで実践することにしたのです。

もう筆者もいいおっさんなのでやると決めたことはやります。不言実行。

というわけで人知れずネロ・グリフィスカップでは“狙って最終レジェンド“を目標に計画と作戦を立てました。

ここからは当時の思考と実際の過程、心境を書いていこうと思います。

このnoteは過去の自分と同じような最終レジェンドに初めてなりたい人やもっと強くなりたい人、デュエプレライフで結果をなんらかの形で残したい人、そのような方々への一つの道標にと思い書かせていただきます。

さて、前置きが長くなりましたが早速始めていきましょう。

【前提条件】

まずは私の身に置かれた環境を説明したいと思います。
決して時間的な余裕もある身分でもなく、普通の1児の父であり昼間は仕事、夜は育児と家事をしております。そのため時間的な制約としては昼間の仕事の休憩時間や夜がランクマをするメインの時間となります。

時間的制約が多いためとにかく効率が必要だと思い、「勝率を上げること」と「環境で勝てるデッキを空いた時間でTwitterやBEANSのディスコードで見つけそのデッキを使用すること」にしました。

上記のことから目標は下記のように定め、新弾が11月末付近にリリースされるとのことでピークを月末にもってくることにしました。

【計画編】

◆大目標
・最終レジェンドを目指すのはNewDivision 
理由は最高レート1682も更新したかったため。レート1700がボーダーと思い、どうせ目指すなら最高レートも更新したかったからです。

自分なりにスペル・デル・フィンカップを振り返り必要条件の仮定を作りました。
あとはこれ通りそしてスケジュール通りやるだけです。

◆最終レジェンドになるための必要条件(仮定)
① 試行回数が重要。NDだけで100戦まずはする。
② 強い人の構築を真似て勝率60%が出るデッキを使用する。
③ NDに長く触れ続け環境で流行っているデッキや採用札への認識を把握する
④ レート1600あたりからは連勝を重ねる“上振れ”が来るまで耐える。

◆スケジュール
月末はNDに集中するために早めにADはマスター到達とレジェタッチまではしたい。これは11月上旬~中旬を目標。達成したらNDをマスター到達~新弾前にレート1600にのせる。新弾後にラストスパートかけてレート1700達成としました。

【実行編】

(11/25 新弾前)
さあ、あとはやるだけです。

最初手を付けたADは「カウンターゼロフェニ」を練習したり、速さ重視で前に寄せた「赤青剣誠」を使用して比較的すんなりマスターへ上がれたと記憶してます。(このあたりでルカスキンをゲットしてさらにモチベが爆上がりしたのは内緒です。)少しづつ形を変えながらでしたが、レジェタッチも11/10には達成しまずはスケジュール通りといったところでした。よしよし。

しかし、そのあとのNDに関してはプラチナ帯でてこずりなかなかマスターまで上がれませんでした。ずっとプラチナ4~5を行き来してましたね。1週間くらい。
素直にBEANSのディスコードで強いデッキを探して「サバイバー天門」が環境的に強そうと思い、使用したところすんなりとマスターへ上がれました。このデッキは今回初めて使ったのにも関わらず10連勝できたのでデッキパワーと構築の完成度が“勝つ”には重要だと改めて認識しました。

NDマスター到達時点で11/19。ちょっとスケジュールが遅れ気味になってきました。ここから新弾まで6日でしたが、プライベートの予定も重なりランクマにも潜れず、レートを伸ばせず結果的にレート1505で新弾を迎えました。

(11/25新弾後)
今までの傾向的に新弾後は環境が激変するので勝てるデッキはめちゃくちゃ勝て、対応できないデッキは悉く負けるという環境の波が大きい時期です。

なので、うまく波に乗れればレートは爆上げできると楽観的に思ってました。と、ここでもBEANSのディスコードを頼り、バルガライゾウを軸とした連ドラが勝てる!と情報を見てポイントをフル投入して必要パーツを揃えてランクマへ。(このデッキSR多すぎ案件)

結果的には2日間でレートを1505→1622まで上げれました。最初はHDMの早期着地のための5Cコントロールやバイオレンスフュージョンが圧倒的に多く、アマテラスを得たガントラにも全然間に合う対面で勝ち続けられたのです。
あとはここからの上振れを待つだけです。

よしよし、スケジュール通りで順調だぞ。

と意気揚々でした。レート1600を超えたあたりから負けるとレート-9~-12喰らうので2勝1敗ペースがより重要になってきます。2連敗で-20は素直にきつい。高レート帯の洗礼というやつですね。
とはいいつつも、たまにボルフェウス天門に浮気しつつも連ドラを軸に使い1600前半をキープしていました。

しかし、連ドラの不利対面の赤緑速攻、黒緑速攻をYoutuber達が紹介し、流行りはじめてしまい負け始めてしまいます。
溶けるレート、事故る手札。下振れにつぐ下振れ。4連敗-1勝-4連敗-1勝-5連敗と大連敗。最終日前日午前中にはレート1524までレートを下げてしまいました。

心が折れかけてました。

正直まじで無理だと思いました。

今までの100戦余りが1時間余りで溶ける衝撃はさすがに歴戦のおっさんの心にもきつかったです。

しかも最終日前日にこれ。明日はメンテ(仕事なので関係ないが)。

しかし、当時の自分で一番偉かったのはここで“あきらめなかった”ことです。

実はBEANS内では有志を募って11月は1周年の節目で最終レジェンド20枠をとる!(ランキングの10%)という目標があったのです。(自分はこっそりやってましたが)
他のメンバーの最終レジェンドを目指す姿を見て再度奮い立ちました。

ピヴォさんならいけます

この言葉に何度も支えられて、赤緑速攻、黒緑速攻で何とか踏ん張ってました。ここでレート1573。
11/29夜時点の結果次第ではほんとに絶望的なのでラストチャンスです。

そして、夜のランクマの前に「リースアカギドラゲリオン」を思いつきました。

誰の構築にも頼っていない、前例もない、結果もない。完全オリジナルデッキです。
今まで他人の強い構築におんぶにだっこで勝ってきたのでこれは“賭け”でした。1敗が命取りになるのでこれでレートが落ちたら“終了覚悟”で1戦1戦集中していたのを覚えています。

その甲斐あってか結果は14勝4敗レート1573→レート1640の爆上げに成功しました。ワンチャンスある位置まで2時間で上げることができたのです。
(ピクシーコクーンバグを利用してレジェタッチ魂破壊した黒緑ドルバロムをゼッッタイに許しません)

このデッキならいけるぞ。

と確信めいたものを持ってました。しかし、もしかしたら運だけ、上振れだけだったのかもしれない。他の方にも教え、共倒れすることもできないためBEANSメンバーにも構築は出すことができませんでした。自分で練り上げるしかありません。

その夜は明日の最終レジェンドボーダーライン入りを確実にしたいため、寝てる間もずっと構築の改善をシミュレーションしていました。ライフは必要か?、ボルシャリオは正解か?、ベティスの枚数は2枚3枚4枚?、ザークピッチは果たしているのか?、他にいいカードはないか?……zzz。

今までで一番デュエプレのことを考えた夜かもしれません。これほど眠れない夜はありませんでした。(寝ましたが)

その間の思考工程は前のnoteに書いてあるのでぜひ読んでみてください。

最終日のメンテも終わり筆者も家事を済ませ風呂に入って身を清めいよいよ決戦です。(デュエプレのこと考えすぎていてシャンプーしてなかったことに翌日の朝、妻に指摘され気づきました。いや、ゲームのことで頭がいっぱいでシャンプー忘れてたなんて言えないじゃないですか。)

最終のランキングのボーダーがメンテの影響か今までのシーズンに比べ上がってないことからレート1670付近がボーダーでは?との情報が各所から上がっていました。希望が見えた。あとちょっとです。

1敗しても1勝し2連敗しても4連勝を繰り返しいよいよ魂の1戦ライン。

最終戦はBEANSの配信枠をお借りしてそこで初めてデッキもお披露目しました。

魂の相手は「赤青剣誠」。相手の最初のソウジの一点でベティスがトリガーし試合を優位に進め、
最後はアポロヌスドラゲリオンで貫通しました。

この勝利でレート1672に乗り無事最終レジェンド確定ラインまで上げきることができました。

正直私一人だけの力ではなく強いデッキを教えてくれたり、最後まで励ましてくれるBEANSの仲間がいてくれたことがこの結果につながったのだと心から思います。

以上、11/25時点レート1505スタートからの総試行回数200戦118勝82敗 勝率59%の挑戦でした。レート1700までは届かなかったですがこうして私の検証は幕を閉じました。

【振り返り】

さて、時間は経ち、この記事を書いている現在に至るわけではありますが途中経過は決して順風満帆とは言えず、かなり無理やり達成した形となりました。
終わってみればドラマチックで面白かったですが、リアルタイムでやってる間はたまったもんじゃありませんね。心臓に悪い。ほんとにこのゲームは神ゲーです。

今回の検証で分かったことを簡単にまとめていきます。

① トータル勝率60%未満で意外といっていない。大事なのは試行回数と連勝のタイミング。
② レート1600乗るまでは環境デッキでひたすら試行回数を重ねる。
③ 環境を読みデッキ選択を間違えない。ころころデッキを変えない。
④ トータル6時間ほどでもレート150上げることは可能である。
⑤ いままで2日でレート100上げたことがないからできないは嘘。ちゃんとできる。過去にとらわれない。
⑥ 勝率の高い遅いデッキは勝率の低い早いデッキに優る。
⑦ プレイングミスをしない。落ち着いてプレイする。
⑧ 相手のプレミ依存でも小さくてもいいから勝ち筋があるならリタイアを押さない。
⑨ 高レートの人が使うデッキを喰らうデッキを使う。レート1600前半からの+5と+8では重みが違います。(今回はメカオー、ガントラ)
⑩ 高レートの人とマッチする時間帯を集中的に狙う。例えば19時~23時。深夜は1450~1500付近のレートが多い。連敗が命取りになるので避ける。
⑪ ちゃんと負けを反省する。
⑫ 最終日の最後の数時間まで絶対にあきらめない。
⑬ 強い人の構築を教えてもらい、そのデッキを使う。自分とデッキの相性があるのでしっくりこなかったらまた別の強い構築で回してちゃんとしっくりくるものを使う。
⑭ トータル150戦はやる覚悟でランクマにいく。上を目指すならそれ以上の対戦数をやる。
⑮ 連敗しても連勝すればいい精神でとにかく対戦開始を押す。
⑯ メンタルが砕けそうになったら愚痴る。人に相談する。風呂に入る。おいしい飯を食う。
⑰ とにかくTwitterや動画で情報をとる。特にYoutuberが出す動画は翌日流行る傾向にある。もちろんマネするんじゃなくてメタる。
⑱ レート1700に行く人はマジで“バケモン”である。ただし決して夢ではない。
⑲ 最終レジェンドを目指す仲間を作る。またはライバルを作る。
⑳ 最後に絶対に最終レジェンドを達成すると決める。決定事項レベルで自分を信じ切る。

と、こんな感じでしょうか。
上の20項目を前半で必要条件で仮定したものと照らし合わせてみましょう。

◆最終レジェンドになるための必要条件
①試行回数が重要。NDだけで100戦まずはする。
 ⇒A,その通り。ただ100戦じゃ足りない。150~200戦はする。
②強い人の構築をまねて勝率60%が出るデッキを使用する。
 ⇒A,その通り。ただし、その限りでもない。
③NDに長く触れ続け環境で流行っているデッキや採用札への認識を把握する
 ⇒A,その通り。
④レート1600あたりからは連勝を重ねる“上振れ”が来るまで耐える。
 ⇒A,半分その通り。ただ耐えられなくてもあきらめなければ全然復帰できるしレートも上げられる。

つまりは最初に挙げた仮定も概ね間違っていなく、方向性はあっていたわけです。

【結論】

以上の検証から結論として大事なことを言います。

目標を達成することを強く信じて、つまづいても、解決方法を模索し、決して諦めないこと。

これに尽きると思いました。
でもこれって人生においても大事そうですよね。

もちろん最終レジェンド達成がデュエプレのすべてとは思ってません。
私だってデュエプレよりも家族の方が大事です。(仕事はほどほどです。)

別に自慢したいからこのnoteを書いているわけではありません。

そう、いうなればただのお節介おじさんです。

Twitterではトッププレイヤーたちが華々しい結果や斬新なデッキをお披露目していて目も眩むほど眩しく見える人もいると思います。

これを見ている人には最終レジェンドを狙ったけど届かなかった人、魂の1戦に負け惜しくも届かずあと一歩だった人もいると思います。目指したけど全然だめだった人もいるかもしれません。

しかし、決して自分を卑下する必要はありません。
その経験はいつか大輪の花を咲かす素晴らしい栄養のある土壌になってくれるはずです。

千里の道も一歩からです。諦めたらそこで試合終了です。

今のシーズンかもしれないしもしかしたらその次のシーズンには最終レジェンドに名を連ねているのはあなたかもしれません。

このnoteが最終レジェンドを目指す人にとって参考になれればとても幸いなことでございます。

以上、長々と雑記を連ねましたがこれで本noteを締めようと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

このnoteを読んで共感していただけたのなら沢山の人の目に触れられるようTwitterでRTやいいねしていただけますと嬉しいです。

それではまたご縁がある時まで。Goodbye!










(あとがき)

なんとか格好がついてよかった。ほっ。

いいなと思ったら応援しよう!