DM認定ジャッジによるCS簡易講評 Part2

・開催年月日:2019/11/10/日
・CS名:ダイスCS 1st
・開催場所:東京都八王子市子安町2丁目6−1(子安市民センター)
・フォーマット:殿堂
・大会参加人数:93人/108人
・筆者のポジション:プレイヤー
・参考URL
DMPランキングのHP

Ⅰ.前置き

現在のデュエル・マスターズ界隈には数多くの調整チームが存在する。その最古参チームの一つが今回のCSを運営する「Team Heaven‘sDice」だ。
私は新参者故彼らについて詳しくはないが、一度は活動休止をした彼らが復活、開催するCSとあって期待を胸に参加することと相成った。

ちなみに当日寝坊して、主催に頭を下げる事になったのは内緒だ…。

Ⅱ.筆者が感じた強味

①.運営メンバーが強い

これは良いCSである事の条件の一つであると思っている。認知度の低い人間が運営をするのと有名人が運営をするのとでは参加者に与えられる「安心感」が違う。
加えて彼らのもとに集った2名の認定ジャッジ「どろ」「おでんでん」はGPでチームリーダーを務めたこともある実力派認定ジャッジだ。
この布陣に付け入る隙が果たしてあるのか。答えは火を見るより明らかだろう。

②.上位賞の「Nintendo Switch」及び「Nintendo Switch Lite」

最近ではあまり珍しくないかもしれないが、巷で人気のこれらのゲーム機が賞品に組み込まれているのはそれだけでも魅力的に映るのではないだろうか。

③.デッキチェックの場所

デッキチェックは運営卓で行われた。そこを移動式の鏡で囲い、周囲からの視線を完全にシャットアウトしていた。
これはチェック時の情報漏洩を防ぐ為のものであろう。プレイヤー目線を考え、この様な細かい点にしっかりと配慮しているのは素晴らしい。

Ⅲ.筆者が考える改善点

①.同日開催CSとの連携

多重登録によるドタキャン発生のリスクを最低限に抑える為に必要な行動だ。当然多重登録はしないのが当たり前だが、プレイヤーの管理不足なのか一向に減る気配が無い。
これに対して主催者側で取れる策はいくつかあるが、「多重登録者への通達」はかなり効果的であろう。しかしこれを単独CSでやるのは効果が薄い。しっかりと同日開催のCS主催側と連携を取り、多重登録者をピックアップする必要がある。No more, 多重登録。

②.参加者のスケジュール管理が甘い

現在のCSは参加受付を「izazin」もしくは「DMPランキング」で行っている事が多い。どちらか片方ならば多重登録をある程度未然に防ぐことが可能だ。(前者はログインして参加登録した大会をすぐに確認出来、後者は同日開催の大会へ参加表明することすら出来ない。)しかしこれらに依存し過ぎると、同日開催と気付かずに「izazin」でも「DMPランキング」でも参加登録をしてしまい、結果片方をドタキャンしてしまう。
全てのCSが受付方法を統一すればこういったケースは減るだろうが、一番基礎の部分にあるのは「参加者一人一人が自身のスケジュールを管理する事」に相違ない。迷惑行為は厳に慎まなければならない。

Ⅳ.総評

後日主催と話す機会があったので、彼に「CS簡易講評Part1」を見てもらった。その時に主催はこの様に言っていた。

「やっぱり運営人員は『多いかな』位が丁度良いんだね。私も同じ様な考え方で運営してたから良かったよ。」

定員割れを起こした点は残念であったが、主催の志、進行等々を参加者として見た時に「初心者から上級者まで参加をお勧めできる良CS」であると思った。
復活した「Team Heaven'sDice」、彼らの動向はこれからも要チェックだ!

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