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寒すぎるのは非効率、愛情も育みにくいのかもしれない

東南欧をめぐる旅に出たのは2017年12月。日本は冬。もちろん東南欧も冬でした。自分たちの都合で出国のタイミングを決めたため季節は無視だったのですが、いまちょっとだけ後悔しています。

寒くても大丈夫って思っていました。むしろ旦那さんといっぱいくっつけるチャンスだとワクワクしていたくらいです。東南欧にきて2ヶ月。まったくの真逆で、寒いと何も手につかないうえに旦那さんともくっつかなくなってしまいました。

移住であったり、暖房がある部屋なら話は別でしょう。しかし、ホステルなどを転々とするバックパッカーなわたしたちは安く済ませるために暖房のない部屋を選ぶこともあります。

気温が下がれば下がるほど布団に包まり手を出すことさえできなくなります。そしてシャワーを浴びることも億劫になり、3日目には頭皮が脂くさくなってくるのです。お互いに自分の匂いが気になり結果的にくっつかなくなってしまいました。

寒すぎるとごはんも作ることができなくなります。食事は買ってきたお菓子などで済ませるようになり、飲み物も温かいもの以外飲みたくないのでいつもより水分不足になり健康的にも良くありません。

暑すぎると今度は汗だくになり、ベタベタと気持ち悪いためくっつかなくなります。頭はぼーっとして冴えないためすべてがはかどりません。寒くてもだめ、暑くてもだめ。人間ってほんとにわがままですね。

定住先は暑くもなく寒くもなくできれば湿度もちょうど良い土地にしようと2人で決心しました。


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