アナカラームゲンクライムについて

はじめに


 みなさんこんにちは。ヤハネです。前回の記事から大体三週間くらいが経ちましたかね。自分にしては結構頑張っている方です。今回の記事では今の環境でポツリポツリ人気が出てきたアナカラームゲンクライムのデッキについて解説していこうと思います。今回紹介する方は私が少し改造した方になります。ゲンムを早期着地というよりは少しだけ遅いですが段々とコントロールしていく感じのデッキです。


デッキレシピ

 このデッキには普通のテンプレートにはないカードがたくさんありますね。では一つずつ解説していきましょう。

夢幻の無


 このカードは何?と思った方がいるでしょう。このカードを見ていきましょう。

カーナベルより

コスト∞ 夢幻の無
・ムゲンクライム4(水闇)
・カードを1枚引く。
・相手は次の自身のターンをとばしてもよい。そうしなければ、自分は、相手の手札を見ないで1枚選び、相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそれらを好きな順序で山札の下に置く。その後、水または闇のクリーチャーを1体、自分の手札又は墓地からバトルゾーンに出してもよい。
・この呪文を唱えた後、墓地の代わりに山札の下に置く。

 まず目が行くのはコスト。無限ですね。支払い方法はムゲンクライムです。一見コストを支払っていないと思いますが、代替コストなので一応コストは支払っています。簡単に言えばコスト軽減みたいなものです。ガイアッシュ・カイザーには反応しないので安心しましょう。
 カードを引く能力は普通の呪文みたいなのでスルーします。
 その次の効果を解説しましょう。

・相手は次の自身のターンをとばしてもよい。そうしなければ、自分は、相手の手札を見ないで1枚選び、相手のクリーチャーを1体選ぶ。相手はそれらを好きな順序で山札の下に置く。その後、水または闇のクリーチャーを1体、自分の手札又は墓地からバトルゾーンに出してもよい。

擬似追加ターンを得る
 このカードはまず、「相手は自身の次のターンをとばしてもよい。」とあります。つまり相手に「とばしますか?」と聞いて「OK」がもらえたらここでこのカードの処理を終了して、このターン中にやることをやったら、次の自分のターンが来ます。ちなみに、これは追加ターンではありませんので「追加ターンに・・・」などの制約のは引っ掛かりません。そこが強いところです。さらにこの効果を一回のターンに2回使うことができたらその分ストックできますので是非取りたいですね。1ターンだけとって1回は踏み倒しでも十分強いですが。


相手のクリーチャー1体と相手の手札を1枚見ないで選び、相手の山札の下に送り、水または闇のクリーチャーを手札または墓地からバトルゾーンに出せる
 この効果は、まず、相手の手札を1枚みないで選び、そのあと、バトルゾーンにいる相手のクリーチャーを1体選び、選んだカードを相手は好きな順序で山札の下に送ります。そしたら、自分の手札または墓地からクリーチャーを1体出すことができます。

ちなみにこの二つの解説は私の初めての記事である「チーム零を使いたい」から引っ張ってきたものです。擬似追加ターンを得るという部分に関しては少し加筆しました。是非ご覧ください。
 「この呪文を唱えた後、墓地の代わりに山札の下に置く。」に関しては墓地からも唱えられるというムゲンクライムの性質と呪文の性質の相性がいいため再利用されないようにするためでしょう。

フェアリー・Re:ライフ


 これはステップルの代わりです。ステップルでいいと思います。序盤のうけふだですね。はい。

回し方


 とりあえず小型クリーチャーを並べましょう。ザンボロンやセガーレを出してムゲンクライムの準備をしましょう。次にデドダムやDisジルコンなどを出してリソース差を広げましょう。段々と準備ができたらまずは夢幻の無を唱えましょう。なんやかんややって殴る準備ができたら殴りましょう。細かい解説は「アナカラームゲンクライム」みたいな感じでYoutubeなどで検索すれば出てきます。


まとめ


 このデッキの強い理由は現環境によく刺さるからです。ゲンムエンペラーを出されると退化で使われる低コストクリーチャーや呪文が全部止まります。残念。そういうことです。もしかしたらだんだん化けてくる可能性がありますので是非頭に入れておきましょう。
 最後まで読んでいただきありがとうございました。次回の記事でお会いしましょう。
※誤字脱字の確認はしておりませんのでご配慮のほどお願いします。


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