過激派による赤緑モルトSAGA

0.前書き

 こんにちは。

 龍覇爆炎が発売されて1ヶ月程になりますね。

 今回は自分がvaultで調整していた赤緑モルトSAGAについて書いていきます。

1.レシピ

図1 メインデッキ


図2 超次元ゾーン

 各々構築に言いたいことがあると思いますが、一旦言いたいことを飲んで頂いて次の項目でそれぞれ解説していきたいと思います。

 また、あくまでこのデッキはモルトNEXTではなくモルトSAGAですので、間違えないようにお願いします。

2.確定枠(メインデッキ)

 まずは確定枠から確認していきます。

《メンデルスゾーン》×4
《ボルシャック・栄光ルピア》×4
《インフェル星樹》×4
《爆炎龍覇モルトSAGA》×4
《超戦龍覇モルトNEXT》×4
《炎龍覇グレンアイラ/「助けて!モルト!」》×4
《メガ・マナロック・ドラゴン》×1
《禁断〜封印されしX〜》×1

 モルトSAGAにおいて以上の26枚を変動させることはあり得ないので特に言及することはありません。

3.自由枠等(メインデッキ)

 ここからは人によって採用枚数が違ったり、採用、不採用が分かれるカードを挙げていきます。

《蒼き団長ドギラゴン剣》×1
 赤緑SAGAのこのカードは単純に積むだけではバリューが足りず、採用するかは好みが分かれるカードになると思います。このカードを採用するには、栄光ルピア以外の踏み倒し先を用意する必要があります。
 主に追加打点を生成する時や、封印の枚数をコントロールする時に使用します。

《ボルシャック・秘伝・ドラゴン》×2
 当初はドギラゴン剣の踏み倒し先を増やす目的で採用しましたが、ハートバーンがあるとタダで出せるスピードアタッカーになる事や、単純に5000ラインのブースト付きマッハファイターとしても優秀で、バトガイ銀河を確実に裏返すのにも使えたりと使ってみればわかる強さがあります。
 また、モルトSAGAの攻撃で禁断解放等のAOEを受けてもSAGAで裏返ったオウギンガの攻撃時に後ろから追加打点として投げることが出来ます。
 あくまで手札にある時に使うか考えるカードだと思っているので2枚のみ採用しています。

《R.S.F.K./オールイン・チャージャー》×3
 赤単色のブーストでありながら、SAのコマンド・ドラゴンであるため腐る盤面が少ないです。
 また、オービーメイカーやギャイアなどの出た時の効果を封じてくる対面にはこのカードをキープして戦う事があります。下記のグレンリベットとあわせて6投していますが、要調整な部分だと思います。

《爆龍覇グレンリベット/「爆流秘術、暴龍の大地!」》×3
 基本的にはブーストとして使用します。赤緑基板であればマナが伸びるので他のカラーリングと比較してかなりプレイヤブルなカードです。ドラグナーが見えない時にこのカードを使って山札からドラグナーを踏み倒します。
 基本的には初手に埋めて他の3コストブーストを優先することが多いです。ハンデス耐性もあるので環境を見て枚数を柔軟に変更するのが良いと思います。

 ブーストが14本入っていますが、ゲーム中盤から後半にかけてもプレイヤブルなカードが多い事もあり、初動が多すぎると思った事はないです。

 あくまで赤緑SAGAなのでマナを伸ばしてSAGAをプレイすることを前提に、サブプランとして「助けて!モルト!」からの早期踏み倒しを擁していると思っています。

 また、5コスト域のカードが大変多く、3ターン目に絶対にマナを増やすために、ブーストカードは納得できるギリギリの枚数採用しています。


《龍罠エスカルデン/マクスカルゴ・トラップ》×2
 お試し枠です。基本的にはインフェル星樹の5枚目としてプレイしていますが、下面のマクスカルゴトラップも十分プレイヤブルなカードであり、確定除去として重宝しています。かなり感触は良いですが、多くの方が懸念している通り緑単色のため各種マナ武装との相性が悪くまた、革命0トリガー等のノイズになってしまいます。

 自分は2→5→8や3→5→8のマナカーブの再現性を上げるために採用していますが、他のカードを入れても良いと思います。抜いてスパーリングしていたところ、緑の枚数が足りずブーストが出来ない事態が多々発生したので戻しました。

《革命の絆》×2
 ミラーのガイギンガを止める手段が無いので採用しました。当初は《ボルシャック・ドギラゴン》を入れて調整していましたが、革命の絆の方がデッキ全体として噛み合いが良いのでこちらに変更しました。
 また、赤緑SAGAの良い点として多色カードがそれほど多く無いので革命の絆の多色が気になりにくいといったところも考慮すべき点だと思います。

 また、ボルシャックドギラゴンと比較して良い点はバトガイ刃斗の踏み倒しに対応している点で、例えば両マナ武装を達成したモルトNEXTがバトガイ刃斗を装備してデッキトップから踏み倒しを行う際、モルトNEXTの上に進化させてバトガイ銀河に龍解させ、SAの無くなったモルトNEXTをそのまま打点として運用するなど、ボルシャックドギラゴンでは出来ない芸当が出来ます。

 かなり好みの分かれるカードですが、多色である点とプレイヤブルで無い点を除いても有り余るメリットがあると思っているので採用しています。

 おまけ程度に攻撃時カード指定除去もあるので覚えておきましょう。

 自分はボルシャックドギラゴンよりは絶対にこちらを採用する派です。



《二刀龍覇グレンモルト「王」》×1
 こればっかりはどんな文句も受け付けます。使いたいだけです。ギガハートとバトガイ刃斗を装備して遊びましょう。多分グレンモルト刃の方が使いやすいのでそっちを入れて下さい。

 メインデッキは以上です。エスカルデンとグレンモルト王の文句は受け付けます。過激派なのでひとつ言っておくと3000円ぐらいする5コストの高いカードを何も考えずに強そうだからといって採用するのは普通に弱いと思うのでやめておいた方が良いです。


4.確定枠(超次元ゾーン)

 多分どこの誰でも4枠は変わらないと思うのでその4枚だけ先に並べます。(コスト順)

《無敵王剣ギガハート》
《爆銀王剣バトガイ刃斗》
《闘将銀河城ハートバーン》
《銀河大剣ガイハート》

5.自由枠等(超次元ゾーン)

 個人的にはこの中でも抜けないカードがありますが、抜いてる人とか見かけるので一応こちらに書いておきます。

《熱血剣グリージーホーン》
 これ抜いてる人は流石に居ないと思いますが、入っていない人を見かけたので絶対入れて下さい。

《無敵剣プロト・ギガハート》
 抜けてる人が居ましたがさすがに採用優先順位はこちらの方が高いと思います。

《将龍剣ガイアール》
 少なくともガイオウバーンよりは優先順位が上です。覚えておいてください。

《始まりの龍装具ビギニング・スタート》
 これに関しては文句を受け付けます。自分はこの枠のみ自由枠だと思います。ガイサーガやバトガイ刃斗の2枚目、プロトハートやネビュラホーン、ワタルなど何を入れても良いと思います。

 自分はグレンアイラがバトルに勝った時につけるものが無さすぎて、ビギニングスタートを入れてみたら感触が良かったのでそのままにしていますが、ガイアッシュ覇道に対してガイサーガとグリージーを使ってボードを踏む事があるのでガイサーガも良いと思います。

6.おわりに

 モルトSAGA過激派なので言っておくと、青を入れてシータにしているのを見ると「それ本当?」って思ってしまいます。青のカードをプレイするためにわざわざ噛み合いの悪い多色のカードを増やすのは、「それって本当にこのデッキが目指す場所なの?」と疑問に思ってしまいます。

 自分もまだまだ下手くそですが、封印の枚数調整やドラグハートの選択でプレイがかなり出るので良いデッキだと思います。

 念の為もう一度言っておきますがモルトNEXTではなくモルトSAGAのデッキの話なので、それだけは間違えないようにお願いします。



 追記 2022年11月30日

 今の環境はオービーメイカーが居るから赤緑じゃなくて青入りの方が強いみたいな意見のを見ましたが、オービーメイカーに寄せるなら《爆流奥義紅蓮NEXTREME》を数本刺して盤面を簡単に触れるようにすれば良いと思っているのでなおのこと青を入れる必要は無いと思ってます。

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