赤単B-我(基本レシピと解説)

0.もくじ


1.はじめに
2.基本レシピ
3.基本パターン
4.基本テクニック
5.各対面で意識する事
6.不採用カード
7.限定戦(2ブロック)改造案
8.おわりに

1.はじめに


1.1.自己紹介
 はじめまして。現在関東で活動させて頂いております國本と申します。プレイヤーとして活動する際は「kuni」で活動しております。

 記事の本文に入る前に、まずは軽く実績の面で自己紹介をさせて頂きます。

 自分はNEXT期から赤単B-我を使用して、CSでの戦績は優勝が3回、準優勝が6回、4位が2回です。(ベスト8以下は省略)(9月6日入賞分更新しました)

 赤単ミッツァイルの通りが良い時に乗じて勝たせて頂いたのが大きかったです。

 先日行われたプロリーグではデッキのポテンシャルが評価され、おんそくプロに軽く相談を受けた上で自分が触っているものと同じ基盤を使って頂きました。

 この記事では赤単B-我を使った事が無い方でも実践レベルである程度使えるようになるための基本のパターン&基本テクニックをおさえつつ、各対面で気をつけるべき事等を手短に書き記しています。略称と正式名称が混在する場合がありますが、略称の場合は最低限どのカードか判別出来る略称になっています。予めご了承下さい。

1.2.デッキタイプとしての赤単B-我
 赤単B-我の有利不利は速度とコンセプトに依存します。自分より足の遅いデッキや、アンフェアなコンボデッキに対しては原則的に強く出られ、自分より足の速いデッキ、零龍速攻(アグロ零龍)や、バイクに対しては不利になりやすいです。

 具体的な有利不利はページ下部に記載しておきます。


1.2.1.具体的な強み、弱み
 強み、弱みを箇条書きにて紹介します。

1.2.1.1.このデッキの強み
楽しい(重要)
ある程度の確率で3キルが出来る
ロングゲームへの耐性
踏み倒しメタへの耐性
ブロッカーの横並びへの耐性
盤面処理への耐性
盤面処理能力
展開力

1.2.1.2.このデッキの弱み
非常に運が絡みやすい
少しキルターンが遅い
オリオティスジャッジに弱い
バウンストリガーに弱い
ロクな受けが積めない
プレイ難度が高い

 こんなところだと思います。

1.3.確定演出(おまけ)
 ここまで読んでくださった方の為にB-我側の動きで次のターンの動きがわかるパターンをいくつか紹介します。わかったところで対策できるかはまた別の話にはなりますが、わかっていればマナ埋めが変わったりするかも知れません。
 また、記事中にあるようなB-我の基本パターンを全て把握して居れば相手のマナや盤面から次のターンの動きがある程度予測がつくようになります。

1.3.1.先攻2tまでにチュチュリスチャージエンド
 次のターン必駆蛮触礼亞B-我(末法)轟轟轟ブランドが飛んできます。このパターンは轟轟轟ブランドまで確定です。

 ただし、使用者視点だと多くの場合で手札を読まれてしまうのを防ぐ目的でチュチュリスをマナに埋めない事が多いです。

1.3.2.2t目にチュチュリスチャージネコボン召喚
 次のターン必駆蛮触礼亞B-我(末法)が飛んできます。

1.3.3.後手2ターン目にダチッコチュリス召喚
 超高確率で必駆蛮触礼亞B-我(末法)が飛んできます。飛んでこなかった場合はダチッコを3枚以上引いていて且つ他の2コストが何も無い状態です。


 前書きはここまでになります。

 ここから本題に移りたいと思います。

 今の環境のテンプレートとなるレシピです。さほど珍しいカードは入っておらず、ある程度理解がある方が組むとほとんど同じデッキになると思います。


2.基本レシピ

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