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殿堂ゼロ 赤青マジック(2024/9/9)

構築

通常環境の構築と違う所だけ簡単に解説。

《ディール/ラッキーナンバー!》 

【赤青マジック】というデッキタイプが殿堂ゼロ環境で存在できる理由の1つ。

殿堂ゼロ環境は【銀河転生】や【大地サイクリカ】といった最速3ターン始動の高速ソリティアデッキが幅を利かせており、コンボパーツが多いこのデッキはそれらのデッキと真っ向勝負した場合、要求値の高さから遅れを取ることが多い。

そこでその穴を埋めてくれるのが《ナンバー》であり、3ターン目にルーター→0コストでチェンジ《バーシ》+《ナンバー》と動く事で、コンボパーツを集めながら擬似的なEXターンを獲得し、無理矢理ゲームをこちらの土俵に持って来る事ができる。

勿論一度打った《ナンバー》は次のターンに《カクメイジン》の効果で再度唱えてトリガーケアするのに使うのも可能で、総じて無駄のない万能カードとなっている。


《ストリーミング・シェイパー》    

《なぜ離れ》と選択になるドローソース。今回はメタを一切無視したフルパワー構築で組んでいるが、環境に【サガループ】や【ゼナーク系統】等の墓地利用デッキが増えたら《なぜ離れ》の方が良いかもしれない。


《同期の妖精/ド浮きの動悸》 

青い《赤い稲妻 テスタロッサ》。

主に《大地サイクリカ》や《銀河転生》を見て採用してるカード。
簡単に説明すると、上述した2デッキはそれぞれ《母なる大地》と《転生プログラム》を自分のクリーチャーを対象にして打つことで始動するソリティアデッキだが、《同期》が自分のバトルゾーンにいれば、それらの呪文をこちらの《同期》を対象にして打たねばならないという裁定が出ている。(※下記参照)

したがってこの2デッキに対しては、擬似的にコンボ始動を妨げる《赤い稲妻テスタロッサ》のような踏み倒しメタとして働き、加えてこちらは上述した《シェイパー》で拾えることから今回は《テスタロッサ》よりこちらを優先した。

しかし当然【サガループ】や【ガイアッシュ剣】等の他の踏み倒し手段を持つデッキに対しては《テスタロッサ》の方が当然強いため、環境を見て入れ替える必要がある枠。

個人的に《同期》は《シェイパー》と一緒に採用してこそ輝くカードだと思ってるので、《シェイパー》を採用するかどうかが採用する基準の一つになると思う。

おわり!



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