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【エッセイ】主人公オーラを纏わせて。

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「あぁ、いいな」と呟きたくなるような瞬間を切り取る、思いのまま徒然なるままに。 女性としての、仕事人としての、母としての、妻としての、ひとりの人間としての、日常を記録したエッセイ。
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#私の仕事

【エッセイ】 贅沢な悩み

突然、1ヶ月も時間ができると何をしようか、悩んでしまう。 普段から、これしたいな、あれしたいな、と言っているのに いざこうなると、やりたいことが思いつかなくて そして、小さな用事をこなして気づけは1日が終わる。 そのような用事を済ませることも、やりたいこと の1つなのだけど。 こうやって休みが出来ると1日1日を大切にしなきゃ!ってなるけど ほんとうは 普段の仕事をしている1日も 同じ人生の1日で 今日を大切にしなきゃ!って思いたいのに、忘れちゃう不思議。 正しくは「自分

【エッセイ】 オワリよりハジマリに期待したい。

6年間続けたお仕事が3月で終わり。 振り返ると過ごした時間は壮絶で濃くて滑稽で素晴らしく 最後の日には涙が出るものかな・・・と思いきや 涙ぐむ暇も無く終わりは儚くあっとう間で。 こんなものなのか、と思ったりもする。 去る側はいいよね、新たしい何かが始まって話の主人公になるから。 残された側ってスポットライト浴びないもんね というような、昔大好きだったドラマのワンシーンで言ってたセリフがふと思い出したりして。 要らないのに、余裕も無いのに、残された側の心配なんてしてみる。