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【遊戯王OCG】アレルギーで球体を入れられない男の代行者デッキ【代行者】

どうも、ざくおです。

今回は先日ストラクチャーデッキが発売され超久しぶりに強化された【代行者】デッキの構築を詰めてみたので記事におこしてみます。

◯玉なし代行者

代行者1のパワーカードと言ったらコイツですよね。

ターン1無しで「神聖なる球体」を何度でも繰り出すことができるので1枚で4枚です(?)


ですが、素引きしたら実質ハンデスのバニラをデッキに3枚抱えるのってヤバくないですか?

僕は素引きしまくったアレルギーで全身に発疹ができましたし、熱中症で熱が出てPCR検査受けた結果鼻の穴に棒をズコズコ入れられて鼻血が10分間止まりませんでした。


というわけで、今回はヴィーナス無し代行者構築、通称「玉なし構築」の構築を考えてきました。

男らしさがなくてめちゃくちゃ弱そう。


◯デッキの軸

このデッキはとにかく「マスターフレア・ヒュペリオン」の成立を目指して展開します。

シンクロ・効果モンスター
星10/光属性/天使族/攻3200/守2600
チューナー+チューナー以外の天使族モンスター1体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「代行者」モンスター1体または「天空の聖域」のカード名が記されたモンスター1体を
手札・デッキ・EXデッキから墓地へ送って発動できる。
エンドフェイズまで、このカードはそのモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
(2):相手がカードの効果を発動した時、自分の手札・墓地から天使族モンスター1体を除外し、
フィールドのカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。

(1)の効果は「天空の聖域」がテキストに入っているモンスターになれるカード。

(2)は相手の効果の発動にチェーンして盤面除去ですね。

通常の代行者デッキであれば「創造の代行者 ヴィーナス」を落として展開を狙うカードになりますが、このデッキではそれはありません。

代わりに落とすカードは「天空神騎士ロードパーシアス」です。

リンク・効果モンスター
リンク3/光属性/天使族/攻2400
【リンクマーカー:左下/下/右下】
天使族モンスター2体以上
このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):手札を1枚捨てて発動できる。
「天空の聖域」のカード名が記されたカードまたは「天空の聖域」1枚をデッキから手札に加える。
フィールドに「天空の聖域」が存在する場合にはその1枚を天使族モンスター1体にできる。
(2):自分フィールドの表側表示の天使族モンスターが墓地へ送られた場合、
自分の墓地から天使族モンスター1体を除外して発動できる。
除外したモンスターよりレベルが高い天使族モンスター1体を手札から特殊召喚する。

(1)の効果で「天空の聖域」がテキストに書いてあるカードをサーチできます。

そこでサーチするのが「失われた聖域」。

永続罠
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できず、
このカード名の(3)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードの発動時の効果処理として、
デッキから「天空の聖域」またはそのカード名が記された魔法・罠カード1枚を選んで自分フィールドにセットする。
(2):このカードのカード名は、フィールド・墓地に存在する限り「天空の聖域」として扱う。
(3):自分の墓地から天使族モンスター1体を除外し、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの効果をターン終了時まで無効にする。

発動時にリソースを確保しながら、墓地の天使族をコストに毎ターン効果無効を撃てます。

このカードがめちゃくちゃ強いので、基本的には前の妨害+後ろに「失われた聖域」+手札誘発の盤面を形成し、返しのターンに引っ張ってきたリソースでキルを狙います。


◯基本の動き

基本の動きは先述の通り、できるだけ「水晶機巧ーハリファイバー」+「マスターフレア・ヒュペリオン」+「失われた聖域」の盤面を目指します。

初動札は
①「宣告者の神巫」
②「神秘の代行者 アース」
の2パターンです。

②の「神秘の代行者 アース」は「天空の聖水」でもサーチが可能になっているので、一枚初動は9枚です。

「神秘の代行者 アース」+ss可能な天使で3妨害盤面なので、上振れ展開も存在します。

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・「宣告者の神巫」展開

宣告者の神巫ns
宣告者の神巫ef トリアス・ヒエラルキア落とし
トリアス・ヒエラルキアef 宣告者の巫女コスト 自身ss
宣告者の神巫ef 異次元の精霊ss
トリアス・ヒエラルキア+異次元の精霊→マスターフレア・ヒュペリオンss

シンプルですが、4手目で「マスターフレア・ヒュペリオン」が出ます。

ニビルがケアできる点が特徴で、一枚初動なのも優秀です。

ナチュラルでニビルケア展開が存在していることでサイドボード以降に「原始生命態ニビル」を入れるかどうか悩ませることができます。

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・「神秘の代行者 アース」

神秘の代行者 アースns
神秘の代行者 アースef 命の代行者 ネプチューンサーチ
神秘の代行者 アース→転生炎獣 アルミラージss
命の代行者 ネプチューンef 神秘の代行者 アースss
神秘の代行者 アース+転生炎獣 アルミラージ→水晶機巧ーハリファイバーss
水晶機巧ーハリファイバーef ジェット・シンクロンss
ジェット・シンクロン→リンクリボーss
ジェット・シンクロンef 自身ss
ジェット・シンクロン+リンクリボー→アーティファクトーダグザss

これで相手ターンにハリ変身効果に反応してダグザで「アーティファクトーデスサイズ」をセットし、「TG ワンダー・マジシャン」で破壊、デスサイズで、エクストラを封じながらワンマジとシンクロで「フルールド・バロネス」or「マスターフレア・ヒュペリオン」or「相剣大公ー承影」の盤面になります。

誘発のケアが効きにくい展開ですが、十分な妨害足り得る展開だと思うので、狙う機会は多いです。


また、「失われた聖域」素引きの場合、「水晶機巧ーハリファイバー」から「冥府の執行者 プルート」を出すことで1妨害になるため、「水晶機巧ーハリファイバー」をとりあえず目指していきます。

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・「神秘の代行者 アース」+ ss可能天使

神秘の代行者 アースns
神秘の代行者 アースef 命の代行者 ネプチューンサーチ
天使族モンスターss
神秘の代行者 アース+天使族モンスター→代行者の近衛 ムーンss
代行者の近衛 ムーンef マジェスティ・ヒュペリオン落とし
命の代行者 ネプチューンef 神秘の代行者 アースss
代行者の近衛 ムーン+神秘の代行者 アース→水晶機巧ーハリファイバーss
水晶機巧ーハリファイバーef 宣告者の神巫ss
マジェスティ・ヒュペリオンss
宣告者の神巫+マジェスティ・ヒュペリオン→マスターフレア・ヒュペリオンss

こちらは「水晶機巧ーハリファイバー」+「マスターフレア・ヒュペリオン」の盤面が作れます。

この展開の優れているところは無効系誘発を一枚貫通して「失われた聖域」を構えられる点にあります。

展開のどこに無効系誘発を貰ったとしても「代行者の近衛 ムーン」+天使族の盤面が形成できるため、そのままリンクで「天空神騎士ロードパーシアス」を直接リンク召喚することで「失われた聖域」を構えることができます。

ちなみに、現状使っているデッキのss可能天使及びアクセスできるカードは以下の通り

「マスター・ヒュペリオン」
「マジェスティ・ヒュペリオン」
「守護天霊 ロガエス」
「おろかな埋葬」
「天空の聖水」
「簡易融合」
「簡素融合」

「簡素融合」は「ゼラの天使」を絡められるパターンもあります。

神秘の代行者 アースns
神秘の代行者 アースef 命の代行者 ネプチューンサーチ
簡素融合ef ⭐︎6融合ss
神秘の代行者 アース+⭐︎6融合→ゼラの天使ss
命の代行者 ネプチューンef 神秘の代行者 アースss
神秘の代行者 アース+ゼラの天使→マスターフレア・ヒュペリオンss

「ゼラの天使」が絡むことで打点面、展開素材面、コスト面と様々な面でアドバンテージが得られるのが優秀です。

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以上の動きをベースに、中速のビートダウンを行なっていくのがこのデッキのメインプランとなります。


◯デッキリスト

現状の最新構築がこちら。


◯採用カードについて

・「宣告者の神巫」ギミック

「宣告者の神巫」3枚
「トリアス・ヒエラルキア」1枚
「異次元の精霊」1枚

先述の「宣告者の神巫」1枚初動展開で使うギミックです。

「トリアス・ヒエラルキア」はメインフェイズ中フリーチェーンなので、素引きした場合の初動に対する「無限泡影」などを回避することも可能なのは覚えておきましょう。

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・代行者ギミック

「神秘の代行者 アース」3枚
「命の代行者 ネプチューン」2枚
「天空の聖水」3枚

代行者側のギミックです。

「命の代行者 ネプチューン」の1枚目は先攻展開用、2枚目は墓地の「マスターフレア・ヒュペリオン」を蘇生して盤面捲り&ライフカットに使用します。

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・ヒュペリオンギミック

「マジェスティ・ヒュペリオン」1枚
「マスター・ヒュペリオン」1枚

一枚づつヒュペリオンを採用です。

特に「マジェスティ・ヒュペリオン」は墓地から出せる点で優秀で、墓地に置いておくだけでコストがある限り湧き出てきて2チューナーと10シンクロを組めるため強力です。

「マスター・ヒュペリオン」は「マスターフレア・ヒュペリオン」で効果をコピーすれば擬似「アクセスコード・トーカー」となり、盤面突破力がめちゃくちゃ上がるので強力です。

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・ss可能天使、触れる札

「守護天霊 ロガエス」1枚
「おろかな埋葬」1枚
「簡易融合」1枚
「簡素融合」3枚

使い方は上記の通り「神秘の代行者 アース」との2枚初動です。

「守護天霊 ロガエス」は後手で盤面触れる点が強いです。

「おろかな埋葬」は「マジェスティ・ヒュペリオン」を落として天使族を追加できるほか、墓地の天使族の量増しができたり、「トリアス・ヒエラルキア」を落としておくことで「無限泡影」などの無効系をすかすことが可能です。

「簡易融合」「簡素融合」は上記の2枚初動の他、「無の畢竟 オールヴェイン」が2チューナーでもあるためヒュペリオンと合わせて直接「マスターフレア・ヒュペリオン」を組める点が非常に優秀です。

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・ハリギミック

「ジェット・シンクロン」1枚
「アーティファクト-デスサイズ」1枚

上述のハリ展開で使います。

「アーティファクトーデスサイズ」は天使族なので「マスターフレア・ヒュペリオン」の素材なれる点は覚えておきましょう。

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・「天空の聖域」ギミック

「天空の聖域」1枚
「失われた聖域」3枚
「神罰」1枚

「天空の聖域」は展開中に「命の代行者 ネプチューン」の効果で引っ張ってきて、「天空神騎士ロードパーシアス」の効果のコストにします。

「失われた聖域」は被っても強くはないですが、発動するだけリソースは帰ってきますし、何より素引きも強いので3枚。

「神罰」は「失われた聖域」素引きの際に「天空神騎士ロードパーシアス」でサーチできるノーコストの強力なカウンター罠です。

「失われた聖域」は「天空の聖域」ネームでもあるため、維持することで様々な恩恵を受けられることは覚えておきましょう。

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・手札誘発

「灰流うらら」3枚
「増殖するG」3枚
「朱光の宣告者」3枚

合計9枚です。

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・シンクロ

「マスターフレア・ヒュペリオン」1枚
「フルールド・バロネス」1枚
「相剣大公ー承影」1枚
「ゼラの天使」1枚
「冥府の執行者 プルート」1枚
「TG ワンダー・マジシャン」1枚

「マスターフレア・ヒュペリオン」はこのデッキの中心的な立ち位置で、先攻での妨害サーチや「マスター・ヒュペリオン」を落としての2ターン目以降の盤面処理、「マジェスティ・ヒュペリオン」を落としての展開補助などかなり器用な使い方ができます。


「相剣大公ー承影」は実は相剣“代行”なんじゃないかってくらいバカ噛み合ってるカードです。

メインギミックが起動すると盤面と墓地を対象に取らずに除外でき、今流行りのデスフェニは逃げ場なく消し飛びます。

手札は飛ばせませんが、毎ターントリシューラ叩きつけてるような気分になれる上に、打点も凄い勢いで差がついていくので強力です。

耐性も持ってるのがgood。


「ゼラの天使」は最強のコストカードで、アース+簡素展開で出せます。

毎ターンコストが1軽くなることに加えて、2チューナーと合わせて簡単にレベル10に向かえる点、打点も優秀で積極的に狙いたいカードです。


「冥府の執行者 プルート」は基本的にはアース+ヒュペリオンの手札からハリマスフレ展開を行なった際にハリから出します。

一応「マスターフレア・ヒュペリオン」で効果をコピーすれば相手のモンスターをひっくり返せます。

最大の特徴は「失われた聖域」が場にある場合で、フリーチェーンで撃てる点が「マスター・ヒュペリオン」を落とす場合との差別点になります。

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・融合

「無の畢竟 オールヴェイン」1枚
「砂の魔女」1枚
「エルシャドール・ネフィリム」1枚

基本使うのは「無の畢竟 オールヴェイン」です。
天使2チューナーとかいうクソ噛み合ったステータスを持っているので、一番上手く使えるデッキだと思います。

「エルシャドール・ネフィリム」はサイドボードの「影依融合」から出せるパワーカードで、バック除去などをこなしながら、自身がレベル8天使なので「マスターフレア・ヒュペリオン」に直接向かえるステータスです。
「シャドール・ヘッジホッグ」と「シャドール・ファルコン」のセットがあれば「影依融合」1枚で「マスターフレア・ヒュペリオン」が作れます。
回収した「影依融合」は「天空神騎士ロードパーシアス」のコストにしちゃいましょう。

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・リンク

「天空神騎士ロードパーシアス」1枚
「代行者の近衛 ムーン」1枚
「アーティファクトーダグザ」1枚
「水晶機巧ーハリファイバー」1枚
「リンクリボー」1枚
「転生炎獣 アルミラージ」1枚

展開に使うリンク体です。

改めての説明は不要かな?

「アーティファクトーダグザ」が天使族なくらい。


◯不採用カードたち

・ヴィーナスギミック

玉が生理的に無理だったので不採用。

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・「ブーテン」

「ブーテン」は玉ありきのカードで、「異次元の精霊」は他の展開にも絡んで強いため。

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・ラドンギミック

「幻獣機 オライオン」1枚
「ホップ・イヤー 飛行隊」1枚
「幻獣機 アウローラドン」1枚
「ルイ・キューピット」1枚
「ゼラの天使」1枚

「神秘の代行者 アース」1枚初動で「マスターフレア・ヒュペリオン」が立つギミックでしたが、ゴミを減らすコンセプトでゴミ増やしたら意味ないやろと思いout。

一応展開ルートものせておきます。

神秘の代行者 アースns
神秘の代行者 アースef 命の代行者 ネプチューンサーチ
神秘の代行者 アース→転生炎獣 アルミラージss
命の代行者 ネプチューンef 神秘の代行者 アースss
神秘の代行者 アース+転生炎獣 アルミラージ→水晶機巧ーハリファイバーss
水晶機巧ーハリファイバーef ジェット・シンクロンss
水晶機巧ーハリファイバー+ジェット・シンクロン→幻想機 アウローラドンss
幻獣機アウローラドンef トークン3体ss
ジェット・シンクロンef 自身ss
ジェット・シンクロン+トークン→ルイ・キューピットss
ルイ・キューピットef レベル上げ
ルイ・キューピット+トークン→ゼラの天使ss
ルイ・キューピットef ホップ・イヤー 飛行隊サーチ
幻獣機 アウローラドンef 幻獣機 オライオンss
幻獣機 オライオン+ゼラの天使→マスターフレア・ヒュペリオンss
幻獣機 オライオンef トークンss

相手ターン:
ホップ・イヤー 飛行隊ef 冥府の執行者 プルートss

アース一枚でアース+天使展開と同じ結果を生み出せるのはいいと思いますが、もっと対応力増やせる札とか入れた方が強いのでボツ。


◯まとめ

いかがでしたでしょうか。

玉なし構築は玉ありに比べて大味な展開こそありませんが、ストラクの一番のパワーカード「失われた聖域」を活かしたいい中速デッキに仕上がったと思います。

再録目当てでストラク買った方は是非組んでみてはいかがでしょうか。

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