配信DJに朗報!Twitchが新プログラム発表、著作権を気にせず自由にDJ配信
Twitchが2024年8月8日から開始する新プログラム「Twitch DJ Program」により、著作権で保護された楽曲を合法的にライブ配信で使用できるようになります。これは全ての配信DJにとって朗報です。
これまで、Twitchでの音楽配信は著作権の問題が大きな障害となっていました。しかし、この新プログラムにより、Universal Music Group、Warner Music Group、Sony Musicなどのメジャーレーベルと協力して、DJが既存の楽曲を合法的に使用できるようになります。配信者は収益の一定割合をレーベルや権利保有者に支払うことで、安心して楽曲を使用することが可能です。
注目すべき点は、Twitchがレーベルへの支払い費用の半分を負担するということです。収益化している配信者はその一部を支払うのみで済み、収益化されていないDJの費用はTwitchが全額負担します。これにより、どのDJも自由に、そして気軽に音楽配信を楽しむことができます。
ゲーム配信が主流だったTwitchは、2020年のロックダウン以降、音楽配信の人気が急増。2023年には1億6,200万時間もの音楽コンテンツが視聴され、Twitchで配信するDJの数も2020年初頭から4倍以上に増加しました。この新プログラムは、さらに多くのDJが配信を始めるきっかけとなるでしょう。
今回のプログラムがスタート後、8月8日からTwitch上で初めて「DJ」カテゴリーが設置され、視聴者は好みのDJを探しやすくなります。トップページのプロモーションやおすすめの対象にもなるとのことで、DJ配信者は今までよりも視聴者の目に触れる機会が増えることが期待できます。また、継続的なプロモーションプログラム等も準備中とのことで、「Twitch DJ Program」を通じて、自身の音楽を世界中のファンと共有し、DJキャリアを次のステージへと進化させることが期待されます。
今発表について、世界の人気DJ達は以下のようにコメント。
■DJ Jazzy Jeff
「Twitchのチームが、DJがインターネット上で抱える複雑な問題に対処するために手段を講じてくれたことに感謝します。私たち全員が、これからのDJ活動のことを考えてとてもワクワクしています。私たちDJを支援していただき、Twitchに感謝します!」
■Steve Aoki
「この発表は、自分の音楽をオンラインで共有したいDJにとって大きな進歩です。Twitchがこの問題の解決に尽力していることは、DJが大きな可能性を秘めていることや、TwitchコミュニティにおけるDJの重要性のあらわれです」
■Grandmaster Flash
「DJカルチャーの設計者およびゴッドファーザーとして、DJが自分の技術を披露し、コミュニティを構築し、様々なジャンルや時代の音楽をファンに体験させることができるプログラムをプラットフォームが作成してくれるのは見るのは素晴らしいことです」
Twitch DJプログラムの詳細は、以下のリンクからご確認ください。
https://www.twitch.tv/dj-program/info
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?