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季節の色

色味が綺麗なカメラ、というより現実をありのままに切り取ってくれるカメラ、SigmaのMerrillを使い始めてから、季節に対して色を意識するようになった。

僕にとって季節は匂いや肌で感じるものであったが、新たに色という視点が加わり季節に対する趣はより一層味わい深いものになったように思う。

初夏のブルーは淡いブルー。

夏の夕空は透き通るオレンジ。

季節と色と匂いと、その場をいっしょに過ごした誰かが、記憶の中に焼きついていく。

今まではあまり写真を見返すことはなかった。僕は未来のことだとか今のことにいっぱいいっぱいで、ある意味生き急いでいたともいえると思う。

そんな僕は最近、写真を見返したりなんかする時間が幸せだ。それはただの写真でなくて、いろんなことを思い出させてくれる入り口であって、僕の中で過去の時間をより意味深いものにしてくれるきっかけなのだ。

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