うぶ毛のうた を聴いて泣いてしまった。
イラストレーターの一乗ひかるさんのアニメーションcm
【貝印】bi-hada ompaうぶ毛のうた
https://youtu.be/myiKTkug064
を見て、聴いて泣いてしまった。
シンプルな線だけどデッサンや美術的裏付けがあることがわかる美しいバランス、可愛らしく毒っけもあるざらついた質感と色遣いと大胆さのある一乗ひかるさんのタッチ と
さとうもかさん の可愛らしく優しい歌い方で歌われる メッセージ。
私は家族、恋人、学校、仕事で出会う人 に
27歳ぐらいまで あなたはあなたでいいし、あなたはあなたを幸せにできる存在 と言われたことが無かった。そう感じることは出来なかった。
言われたことが無かったのか、それとも私が
より良い自分に 自分を変えよう 昨日までの自分にさようなら というメッセージを無意識に選択していたから聞こえなかったのかもしれない。
より良くしないと、変えないと ダメな自分 な私はとても焦っていたし、焦っているだけで空回っていたし、結局来る日々をこなしているだけで成長できた実感は無く、成長出来ない自分に苛立ち、どんどん自分を削って 代りに都合や決めつけられたことが埋まっていった。
26歳の時 やっぱり絵が学びたいと思ってイラストの専門学校に行くことにした。
そこは私が私を幸せに出来る存在だとやっとわからせてくれる場所だった
自分で学びたいと思ったことを学べること
そんな簡単なことがやっとできる場所とタイミングだった。
学ぶということは より良い自分になるための事 よりも 私が私であるためのことなのだ。
先ずは私が私を幸せにできる存在だと実感するということからはじめないと そうじゃないとそれはまだマイナスの地点だから。
0の地点に立っていないから 1以上のことが積み上がらない。
ちょっとずつ変わっていって、
27歳のとき人間関係や仕事や自分のやることが大きく変わって、私が私でいいことを教えてくれる人が少しずつ増えていった。
それから色々あって令和2年になって このcmを見て、やっと私は私でいいということを理解した様な気がして泣いてしまった。
本来人から貰わなくてもいい言葉なのかもしれない。でも私の中には無いパズルのピースで、これを得るために色々なマインドブロックを外さなくてはいけなくて、月日をかけて外していたところにやっとそれがはまったのが今だった
もっとはやく このcmを見れていたらと思う
こんなcmのある令和の時代はとてもいい時代だ。
でも、もう若くもない私だって私は私で、いまからだって、私を可愛くできるのだと思う。
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