【IIDX】第2回谷口2歳S DP部門の振り返り【団体戦】
谷口 / KAMBALです。
2023年7月15日に谷口2歳S SP部門、16日にDP部門の団体戦が開催されました。私谷口はSP部門では圧倒的実力不足だったので出場は断念し(レベルが高すぎる!)、一生裏方をやっていました。しかしDP部門では監督をやらせていただけるとのことで、ドラフトからの約2か月間、チビチビやっていたDPに真剣に向き合ってきた次第です。
~開催決定
前回の谷口2歳Sの振り返り配信を不正さん(福岡)、当時の監督陣、主催とやっていた時に、「DPの大会やりたくね?やるよね?よしやろう」みたいな感じになり、爆速で開催が決定した記憶があります。え・・・マジで?
ルールも開催時期も決まってない、でも監督は自分がやる・・・
これ、大丈夫?
当時抱いていた正直な感想です。自分はまだ八段とりたてで何も知識がない、スコアなんて狙う余裕も・・・そもそも人来るの?と、本当にネガティブでした最初。
ドラフト会議
まばたきしてたらいつの間にかドラフト会議の日に。5/14に小倉北区にあるアミューズメントBar GG様(@AM_Bar_GG)にご協力いただき、ドラフトの模様を配信しました。ドラフトの結果、私が率いるチーム卵かけご飯は以下のようになりました。
TOHOKU選手は大本命で、SPしか知らなかった私でもお聞きしたことがありました。髙難易度をばっちり捌けるのはもちろん、大会出場経験があったことが1巡目で指名させていただいた理由です。
MR2N選手は福岡県でも数少ない両皆伝かつ両A1で相当な実力を備えたプレイヤーであり、彼の強みは何といっても全曲埋めによる圧倒的データ量でしょう。過去にSP谷口杯にも出場し現プロ選手相手に自選を取ったり、オプション表も管理していたりなど、なんとしても欲しい選手でした。
G.Y選手は北九州の両皆伝であり、オプション表も独自で作成してるほどの知識量、分析力を持っています。加えて、彼の溢れるモチベーションは誰にも劣ることはなく、大会までの仕上がりにかなりの期待ができたため、指名させていただきました。
対策期間
ドラフトは個人的には大成功だったのですが、肝心の監督としての責務を全うできるか非常に不安でした。采配はチームメンバーに助けを借りながらやらせてもらうとして、DP自体の腕前は自分で磨くしかありません。そう、練習するしかないのです。かくなる上は・・・
はい。もう言い訳できませんね。
REGZAと立ち環境に必要なものを購入してから大会当日まで、ほぼ毎日DPをやっていました。
しかしながら地力上げとスコア力上げ、そして課題曲対策を同時にやるのは想像以上に辛かったです。時には泣き言を言ってしまうこともありました
このように、相手に投げられるかもしれない曲で大幅に負けているときはチームグループチャットで随時聞いていました。即返信が返ってくるので非常に信頼のおけるメンバーだったと思いました。本当に助かりました。
大会当日
チームの顔合わせも済み、いざ出陣!
ここからは全ての試合に触れると次の谷口杯当日を迎えてしまうので自分の試合と決勝についてのみ書きます。
・1試合目 VS 怒れるもふもふの海豹
選曲理由は、OFF/MIR, FLIPがいいという複雑な当たりオプション(G.Y選手のオプション表参考)に加えて、相手が未プレイだったためです。WAR GAMEを投げる予定でしたが、当日この人が「昨日伸ばした!」とか宣ったせいでおじゃんに。結果はお互い自選を取り合う形。作戦通り自選は取れましたが、Do Back Burnが八段らしからぬ光り方をされるCLOMUさんには歯が立たず・・・
・4試合目 VS KAIBE兄さんのミルクティー
選曲理由は、以前より交友があったSEXY23監督本人から「桂馬押しが苦手!」聞いていたので、最後の桂馬ラッシュで差がつくかなあと思ったからです。Odinも候補でしたが、勝ち筋がよりはっきりした方を選びました。結果は自選を取り合う形。Under the Skyの中盤の16分ラッシュで大きく躓き、ポイントを取られてしまいました。こんなはずじゃ・・・
・6試合目 VS 太平洋ベルト
選曲理由は、単純な地力勝負に極力したくなかったのと、開幕の皿は確実にアドバンテージがあると思ったからです。結果は2タテをされる形に。Round and Roundの開幕の皿はよかったのですが後半で地力差が顕著に出てしまいました。BEAUTIFUL ANGELは地力不足でした。データを見て飛んでくるのは想定で来ていたがゆえに悔しい・・・
この段階でTOHOKU選手をはじめチームメンバーの大暴れにより、予選2位通過となりました。
・決勝第2試合 VS 怒れるもふもふの海豹(予選3位)
またCLOMU監督とスクラッチ対決・・・。
5.1.1.は相手に自己べが勝っていたのと、MIR/OFFというオプションで安定して自己ベスト付近のスコアが出せていたため選曲しました。しかし本番で自己べを上回るスコアを出され、見事に2タテを食らってしまいました。本当にやさしくない。くやしい。余談だけど5.1.1.とHEARTACHEってエモすぎる。そう2人で試合後話してました。
しかし監督でポイントを取られた分、チームメンバー全員がポイントをしっかりもぎ取り、勝利を掴みます。なんと決勝に。
・決勝 VS KAIBE兄さんのミルクティー
選曲理由は相手との地力差を考え、確実に自選を通せると思ったからです。SEXY23自選の真夏の花・真夏の夢も、直前にMR2N選手にオプションを確認してもらい、無事に2タテを達成することができました。本当にうれしい。。
G.Y選手、相当対策してきて光っていたのですが、KAIBE選手代打のTSUJI選手が仕上がりがすごかった。。。2ポイントリードを許してしまいます。
上記のオーダーだったのですが、、、、
なんと私のミスにより違うチームを想定した時の曲「Buffalo(L)」を運営に提出してしまっていました。本当に顔真っ青になりました。平謝りでしたが
MR2N選手「いいよ別に。全2だし。」
この言葉以上に頼もしいと感じた言葉はありませんでした。その言葉通り圧倒的実力を見せ自選曲を通し、さらには自信があって投げてきたであろうT選手の自選曲も難なく食ってしまいました。我がチームメンバーながら、「恐い」と思ってしまいました。とんでもない選手を指名してしまったと。
この対戦カード、危険につき。。。
ストラテジーを食らい、ムンチャになりました。両者RAN/R-RAN, FLIPを使用していましたが・・・
ハチャメチャな配置でした。
しかしTOHOKU選手の圧倒的地力によりMILK選手を撃破!!優勝が確定しました。MILK選手のGanymedeは打鍵音も光り方も芸術的でした
というわけで、優勝!!!
総括
優勝という一つの大きな目標に向かってチーム一丸となって頑張れたことに加え、今大会でDPに真剣に向き合えたということ、なかなかないDPの大会を全国各地のDPerに提供できたこと、来てよかった、また参加したいと言ってくださることが本当によかったし、嬉しかったです。
長くなってしまいましたが、主催のチャーリー、G-stage小倉店店長、お手伝いいただいたスタッフの皆さん、そして参加してくださった選手の方々、足を運んで見に来てくれた方々、配信を見て応援してくださった方々に感謝の気持ちでいっぱいです。どういう形であれ、全国のビートマニアを頑張る皆さんに貢献したいとさらに強く思えました。これからも谷口杯をよろしくお願いします。
谷口
p.s. TOHOKU、MR2N、G.Y、KAMBALの頭文字をとってTMGKになって卵かけご飯っぽい語呂だったからそういう名前にしたよ。かわいいね。
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