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年間DJ本数130本をこえました②

まさかの二本立てです笑

集客問題に触れちゃうと1枚に収まらないですね。
おそらくこれが辛くてDJ辞めちゃう人も多いですから、辛い思いされてきた人も沢山いると思いますし、綺麗事じゃ納得できないとは分かっています。

DJ130本やってみた

130本の内訳は、毎週水曜日の帯のレギュラーと、他に毎月レギュラーが3本あり、不定期のレギュラーに、オーガナイズが2本、そこにゲスト出演などが入ってきます。

結論から言うと、度を超えたブッキング数はお勧めしません。
ザッとダメだったところを挙げていきますね。

・スケジュール管理ができなくなる

3日に1本の計算ですから、DJする、準備する、告知する、DJする、準備するがエンドレスで1年続きます。
曜日感覚もなければ、日々のスケジュール管理すらズサンになります。
これでやってしまう失敗が『Wブッキング』、数年前にやらかしてからこれは本当に気をつけていたんですが、この御法度、やってしまいました。

・体調管理ができなくなる

私、昼はOLをやっていますので、平日は朝から出勤するわけです。
オール明けでPCに向かう辛さと言ったらもう〜
不規則になりますから、太るし、白髪増えるし、肌も荒れるし、風邪もひきやすくなるし、常に貧血と脱水症状でフラついてます。
あと酒量が増えましたので、記憶なくしがちになります。

・メンタル管理が難しい

不規則な生活で常に何かに追われているのでメンタルもやられます。
心がすごく狭くなるんですよね、些細なことも許容できないくらい、不安定です。
よく現場に遊びに行く度に「あれ、今日DJやってないの?」と言われていましたが、何故か申し訳ない気持ちになって、私だって遊びたいのに、と凹んでいました。
もともとクラバーだったので、遊びに行きたいイベントに遊びに行けないのはストレスでしたね、遊びに行っても凹んで帰るし、なんで私はこのパーティーにブッキングされなかったんだろう、なんてさらに凹んで、謎のメンタルでした。

・オーガナイザーに嫌われる

好き嫌いと言う話ではないのですが、オーガナイザーさんはご自身のパーティーになるべく集中して欲しいものですよね、選曲もバッチリ準備して、告知もしっかりして体調も万全でパーティーを盛り上げて欲しいわけです。
それがあらゆる管理がズサンになっていますから、オーガナイザー側からしたらそりゃ不安ですよね。規模が大きな箱になれば余計にそうだと思います。不安視されればブッキング案から名前は消えるでしょう。

・経済力が不安定

2年前までは、自分からギャラ交渉をしていなかったので飲めば飲むほど赤字でした。
平日は少しでも寝たくて、始発を待たずにタクシーで帰っていました。そもそも終電でちゃんと帰らないのが悪いんですけどね。

まとめ

というわけで、猛省。
130本なんてやるもんじゃねぇ…
心配してくれたり、怒ってくれた人もいたので、周りの皆んなには私のワガママを通させくれたこと、本当に感謝しています。

ダメだったところも上手く改善できる余地はあります、沢山のブッキングをいただいてもしっかりこなしていけることは可能かとは思いますが、周りの人を心配させてまでやるのはお勧めしません。

しいて、良かったところを挙げるとすると
DJが上手くなったかは分かりませんが、どんな現場でもどっしり構えていられます。機材トラブルにも焦らなくなりますし、フロアの状況がどうあっても落ち着いていられます。
あとは、紹介されるときに「売れっ子のDJで〜」と言ってもらえることくらいです。

あらためて思いましたが、メンタルの管理ってすごく難しいのですが、とても大切なんですよね。DJが楽しいと思えなくなったら人を楽しませるは本当に難しくなりますから、ちゃんと自分と向き合って自分の最適なペースを見つけることが大事です。
今も変わらず先輩方とDJしていられることに感謝しています。


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