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ヲタノヲタカラ<05>

ふたたび私物であります。安倍なつみさん表紙コレクションです。

B.L.T.1999年7月号

なっちが単独で表紙を飾ったのはこの『BLT』が初めてであります。カメラマンは篠山紀信。潑剌とした表情、躍動感が素晴らしい写真です。中ページにも大人っぽい表情を見せるなど、いい写真が満載。安倍さんも美少女っぷりを存分に発揮しています。
ネームには“5thシングル「真夏の光線」絶賛発売中!”とあります。これは福田明日香が卒業し、7人体制となって1枚目のシングル曲。というわけで、安倍さんもかなり気合が入っていたことでしょう。当時あまりにも好みのタイプの楽曲だったのでTVで観た後、すぐに購入した記憶があります。しかしまだ彼女のことは意識していませんでした。こんなにかわいかったのにねえ…。

続いてはこちら。

週刊少年マガジン1999年 No.36

1999年8月発売の少年マガジン。ポスターも付いています。ネームには“セカンド・アルバム『セカンドモーニング』がすでにバカ売れ中”、“な、なんと、更に7メンバー2名追加。1999年9月9日、9人で新生モーニング娘。発進! 大注目してネ!!”とあります。ということは、この時点でもう「LOVEマシーン」は完成しているはずです。発売日に向けてプロモーションの準備が着々と進められている頃でしょう。ご存知の通り、結果は9人とはならず8人での出発となりますが、「LOVEマシーン」によって人気は大爆発するわけです。また、この頃のマガジンは「GTO」や「サイコメトラーEIJI」などがラインナップされていました。少し時代が見えたでしょうか。

これら雑誌をパラパラとめくりながら、BGMに『セカンドモーニング』(我々は「セカモ」と呼んでいました)を流しましたところ、いろんな思い出が蘇りました。いいことも嫌なこともひっくるめて色々と……これまで十分わかってはいたんだけれども、音楽にはそういう力があるんですよねえ…。

それにしても「セカモ」は大傑作です。いわゆる“つんく節”と呼ばれる、ナニワ節的グルーヴ歌謡を体感するならこのアルバムがいちばんいいかもしれません。1曲目「NIGHT OF TOKYO CITY」や「Memory 青春の光」などは特につんく♂の独自性を感じます。サウンドはゴージャスでキラキラしています。ブックレットをを見れば参加ミュージシャンの多さに驚くでしょう。制作費も安くないはず。さらに既発のシングル曲はカップリングも含めていちいちミックスし直されているという、なんとも丁寧に制作された作品なのです。色んなタイプの楽曲が全体に散りばめられており、ラストの「ダディドゥデドダディ!」まであっという間に聴き終えてしまうことでしょう。「セカモ」を語り出すとちょっと長くなってしまいますね、すみません。

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