アンディ・パートリッヂ(XTC)のソングライティングについて その一

Rock And Roll Diary 2020-2021

中学生の頃 XTCのBurning with optimism’s flameの歌詞の一節
Now every bird and bee, just fuel the fire for me
空を飛ぶもの 蜜蜂は勤勉さの象徴 なにか生命力の暗喩かなと思っていたのだけれど
The birds and the bees とはこどもにパートナーとの交際やセックスについて教える時の慣用表現と聞いてちょっと腑に落ちなかったのです
鳥類は雌雄で協力して雛を育てたり生涯つがいで添い遂げるように見える種もいたりして人間に近いかな…けどミツバチは交尾行動や不妊カーストの存在などヒトと生殖様式がかなり違うからこどもにどう教えるのかしら…と
で…物知りの先輩に「ほれほれ 蜜蜂は花粉を媒介するだろ 受精という概念を説明する例なのだよ」と教わりガッテンなるほど感謝
と…納得してみるとXTCのBurning with optimism’s flameの歌詞全体がセックスについてのものだと気づくわけですよ
まあAndy Partridgeの書く歌にはそういうものがいくつかある Pink Thingとかね
文学的伝統に則ってるとは言えるね

#文学的 #RockAndRollDiary2020 -2021 #artofsongwritingbyAndyPartridge


Inara George と Greg Kurstin の the bird and bee は鳥のように歌い蜜蜂のように勤勉な二人なんだけど 文学的にはセックスの描写や暗示は価値観の転倒カーニバル性人生の幸福を感じさせるべきもの

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