2018年 導入機材

・ALLEN&HEATH ZED-R16
個人売買/30,000円
厳密には去年の今頃届いたのだけど、フル機能が使えるようになったのがドライバの関係で4月ごろになったとか、いくつか理由があるので今年の機材ということに。
長年の夢であった個人でのミキサ所有。それがいきなり4bandPEQ、18in18out A/D・D/AつきというレコーディングPAミキサというキメラで、我ながらとんでもない初ミキサだと思う。
全部入りゆえの信頼性のなさもちらちら顔を覗かせるなか、それを完全に上回る出音の楽しさ。通せばしょっぼい90年代PCM音源だって途端にホットになってしまうHAとバス周り。5月に友人が帰国記念に作ったミニアルバムのRecとMixに使ったけど、とてもウェルな仕上がりにできたのでそこでもう元はとったように感じる。
あとはMacのiTunesの音とMainstage3の音を混ぜながら使うのにとっても役立ってます。


・YAMAHA W5 Version1
ネット通販(デジマート)/20,000円
FS鍵盤で一番鍵盤多くて安くて音しょぼいのが欲しい!!!!!!!
という理由で購入。GM128音色は予想を裏切らない細さだったものの、パフォーマンス音色は意外や意外の太めサウンド。Full Roads音色なんかこの頃のYAMAHAとは思えないリッチさ。ちゃんと音作りすれば使える音も出せるようだ。
鍵盤は前評判どおりのタッチの良さ。僕はもうこれじゃないとダメ。
ただ問題はその重量。本体のみで18kgある上にハードケースに入れると30kg位あると思われる。300mの距離を運ぶのに5分以上かかり、息も絶え絶えだった。
しかし、その重さを補って余りあるタッチの良さ。これでMIDIコン出してくれないかと切に願う。


・Quicco Sound mi.1
Amazon/4,600円くらい
先のW5を買った理由の一つに、それまで使っていたRoland D-10のMIDI OUTの不良と思しき症状にあったのだが、実はそれがMIDI I/F代わりに使っていたAudioBox iTwoのせいだったと判明。どうせI/Fを新調するならBluetoothにしよう、ということで購入。
使ってみたところ、想像以上のレイテンシの少なさに大満足。難しいピアノ曲を弾くとかでなければこれで全然事足りるのではないか。

・MOTU 828 mk.I
ハードオフ(未検証ジャンク)/2,000円
仕事を辞めた勢いで購入。見た目が悪かったので警戒していたのだけど、無事動作。phonesつまみにガリが乗る以外は正常に動作している模様。
衝動買いなのと機能的にZEDとモロかぶりのため、現在は二軍として出番待ち。

・Roland DEP-3
ハードオフ(通電確認ジャンク)/2,000円
以前はD-10を使っていたこともあって、Rolandのしょぼいながら芳醇なReverbは単体で使いたいと思っていた。そこに手頃な値段で転がっていたので思わず購入。
ロービットさに時代を感じる音色なので通す音源は選ぶものの、それこそ80〜90'sシンセにはベストマッチング。テストにアコギを使ってしまったのは申し訳ないと思ってる。


・YAMAHA GC20202BII
ハードオフ(通電確認ジャンク)/1,000円
DEP-3とほぼ同時に衝動買い。悪い意味でYAMAHAらしいそっけない効き。
そつや癖はないけど味も薄く、使い所さんに困るので二軍。

・YAMAHA SY99
ハードオフ(音出し確認ジャンク)/5,000円
ハロワ帰りに立ち寄ったハードオフという、実に2018年らしい出会い方だった。そこそこきれいで音出し確認取れているとなれば買わない手はない。18kgの重さゆえ店員さんに心配されながら運搬、なんとか自室に運び込み音を出したときの感動は筆舌に尽くしがたい。
MODXシリーズの知らせを受けた直後くらいのことだったので、それに対する物欲を吹き飛ばせたことにより実質無料。
音の方はたった16音ポリながら、平成初頭特有の濃いReverbも手伝ってリッチ感を演出されたサウンド。特にFMをデュアルで鳴らすEP:Classicといった音色は素晴らしく、その音色は今でこそ輝く。しかし、Hammond系音色に長過ぎるReverbはくどいので、そのあたりの再考は必要そう。

なお、その後就職してます。

・まとめ
就職して金銭面に余裕ができてマイカーを持ったことや、学生時代にはハードオフがない地域に住んでいたことがあり、かなりのハードオフヘビーユーザになったことがはっきりと可視化された。
また、音楽を作る側としても聴く側としてもかなり成長した一年であったと思う。来年はそれをより大きく発信していけたらいいなあと思いつつ、締めくくる。


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