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DJ ライブ配信まとめ part.1

2020年4月21日 ライブ配信 from HALF 下北沢

昨日、普段からお世話になっているHALF 下北沢から、無観客DJ配信を行いました。見ていただいた方、投げ銭をしていただいた方、本当にありがとうございました!HALFにも感謝です。

この記事では音楽イベント的な何かしらを配信したい人向けに僕が採った方法をまとめます。

DJの音がある程度綺麗に聞こえて、DJしている様子が見えれば良い、あと投げ銭リンクが欲しい!くらいがなんとなくの要件でした。今回はライブハウスでやりましたが、特別な機材はあまり必要なく、(WEBカメラもしくはEpocCamくらい)家でも比較的簡単にできる構成にしています。

About me

JORDANと言います。DJを10年くらいやっていて今は東京都在住。下北沢HALFは、このコロナ禍の前には大体週1は遊びに行っていて、DJとしても月に1度くらいは出演させていただいていました。DJはアナログ、traktor scratch、CDJでUSBの3つを使い分け、または併用してます。

経緯

パーティーと音楽が好きなので現在の状況は客としても演者としてもとても悲しく、残念です。また悲しいということだけでなく、実際にいろんなお世話になった店や好きな場所が存続の危機を迎えています。この状況は今後かなり長く続くと思うので、もちろんクラウドファンディング等で微力ながらサポートさせていただいてはいますが、前の状態に戻すというよりは、現状が続いたままでもなんとかやっていく方法、または収束後にも続けられるような仕組みを新しく考える必要がありそうだな、と個人的に思っています。

そんな中誰もが最初に思いつくこととは思いますが、まずライブ配信をやってみようとここ数週間考えていました。外出は極力控えるべきなことから、家からの配信も考えましたが、場所への還元やその場所が今後やっていく方法の模索に協力したく、実際に現在実質営業停止を余儀なくされているライブハウスで、無観客にて実施することにしました。

まだまだ試行錯誤中ですが、少しでも誰かの参考になれば!

今後も色々な場所や人に貢献できるように色々やっていきたいと思っています。

イベント概要

出演:DJ3名  blackglassG, Hibiki Inatsune, JORDAN

配信拠点:下北沢HALF

配信URL:https://www.twitch.tv/dj0rdan011

ドネーションURL:streamlabs.com/dj0rdan011/tip


DJ配信に使った機材、アプリケーションまとめ

DJブース(標準的なブースです、配信関係なし)

・ターンテーブル(Technics SL-1200)×2、ミキサー(pioneer DJM-900nexusかDJM-750MK2?それ系)、CDJ(pioneer CDJ-900)×2

・Macbook Pro mid 2012 メモリ16GBtraktor scratch pro 一式 (traktor audio A10, コントロールバイナル) ←これは僕だけで、他二人はCDJ

配信機材

・Macbook Pro mid 2012 ↑と同じ

・iPhone 8 (カメラ用途)

・オーディオインターフェイス Roland QUAD CAPTURE

アプリケーション、WEBアプリ等

OBS studio (ライブ配信アプリケーション、Macで使用)

EpocCam (iPhoneをWEBカメラにしてくれるアプリ。wi-fiでPCと接続)

Twitch (配信プラットフォーム)

Streamlabs (投げ銭用)

・Twitter (宣伝)

以上!!アプリはiPhoneのEpocCam以外全部タダです。

めっちゃ簡単に言うと

映像はiPhoneのEpocCamでPCへ→OBS

音をオーディオインターフェイスでPCへ入れる→OBS

OBSからTwitchのストリームキーを使って配信。

Streamlabsのリンクは別途作ってTwitchのチャンネル画面とかtwitterで宣伝。

これだけです。

感想とか

ちょっと苦労したこと(些細)

・iPhoneを固定する三脚とかがなかったのでカポタストとガムテで頑張った(カメラ買います)

・最初自分でDJしながら配信も調整してたのでちょっと忙しかった

・配信とDJのPCを1台でやってたのでPCが熱々に

良かったこと

・意外と配信自体は安定してたっぽい

・急だった割に結構見てくれた、最大同時視聴者数14、ユニーク視聴者数93

・途中からになってしまったが、ドネーションも機能してくれた


反省点・調整

・WEBカメラ買うべき

→EpocCamはやっぱちょっとメモリ食うっぽいです。この記事書いてる途中で激安アクションカムを買いました、それも配信目線でレビュー的なのするかも。

・配信用PCとDJのPC分けたほうが良い

→僕の場合ですが、traktor scratchなのでMIDIコンよりメモリ食いそうだし配線とか結構煩雑感もあるし、まあ当然かなと。。今回はOBS Studio結構かるくて大丈夫だったんですが、streamlabs OBSだったら終了してたと思います。

簡単な図

スクリーンショット 2020-04-23 16.19.01

※PA卓は挟まなくても大丈夫です。

※投げ銭のstreamlabsの話は、配信の設定には直接関係ないので省略してますが、また続きで書きます。多分。

※iPhoneをEpocCamでWEBカメラ化してますが、普通にWEBカメラ使うほうが一般的だと思います。あとOBS内で、Macのインカメも使って顔を端っこに出したりとかもできます。

続く

twitchの設定、OBS、streamlabsの設定も書いていこうかなと思います。まだ手探りですが。

個人的にはOBSの設定、操作はかなり直感的でわかりやすく、解説いらなそうだなとも思いましたが、streamlabs OBSは結構多機能でややこしいので、それとの比較とかも含め書こうかなと思います。


参考になれば幸いです。

感想、質問、要望などは僕のtwitterまで!



追記

めっちゃ大事な通信環境のこと忘れてました。

普通にライブハウスにもともとあったwi-fiで実施しました。ベンチマークとかも特に測ってないので次回測ります。

ちなみに自宅からテストしたとき、回線の強度は配信には問題なかったように思います。ここでテストして42Mbpsって出ました。


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