クリ職の専門学校はどこがおすすめ?

鈴木みそ氏の『オールナイトライブ』というマンガで、『ゲーム専門学校から見た風景』というエピソードがあります。
ゲーム専門学校の講師を招いて、インタビューをするという形式で話は進んでいく。
ネット上に原稿が出ていたので(著作権はOKなのかは不明)知っている人も多いと思いますが、知らない人のためにそれをダイジェストします。

これまで卒業生は約600人を出したが、ゲーム業界への就職実績は実質ゼロ。授業料は2年で250万円なので、つまり15億円がドブ捨てということになる。しかしそこはまだ良心的な方で、高校に『うちを卒業しても就職はできません』と説明している。就職できないとわかっていて生徒は入ってくる。
その入ってきた生徒はほとんどが初めてパソコンを触る人で、当然プログラムもできない。
4行打てば絵が出る優れた教材があるが、めんどくさくて、それさえできない。
2年生になるとグラフィック、プログラム、企画とコースが分かれるが、絵が描けない、プログラムができないから企画に流れていく人が多い。企画は業界でも最難関なのに。
その生徒たちが、これまたとんでもない。
文章は『てにをは』をしっかりさせないといけないと言ったら、「てにをはって何?」だった。
かけ算の九九ができない生徒がいて、2年かけて教えたら親に感謝されたらしい。
進路のアンケートを取ったら、イルカの生態を調べたいという生徒がいた。
中にはレベルの高い人もいるが、早めにやめるか、残っても周りのレベルの低さに腐っていく。
こいつは見所があると、課題をちょっときつくすると投げ出す。
授業中に講師があまりバカバカ言っていたら、手紙を書いてきた生徒がいた。
「あんまりバカバカ言わないで!バカの身にもなってみて下さい」
高校は出たけれど大学へは行けない、でも働きたくないからゲーム専門学校へ行く。
親は世間体を気にして、ゲーム学校でもいいから外に出てほしいと思っている。
卒業後はどうするのか、親が死んだらどうするのかは想像力が『超』ないからその時に考える。
腹の底から怒ったり笑ったりしない、ただ何となく生きている生徒たちが大半なのだそうだ。
さらに生徒の質は年々下がっていて、しかも数は増えている。この作品が出た次の年には、入りきれなくなって1クラス増やすことになったという。

このマンガはあちこちで話題になった。
現役のクリエイターの人たちも、ほとんどが「全て事実です」と認めている。
中には、学校の質そのものが悪いところもある。
機材やソフトは古くて使い物にならない。講師の教え方はひどい。パンフレットに書かれていること(就職率、有名人が講師)は嘘だらけ。
大金を払って入学した生徒たちは「だまされた」とやめていく。
学校、そして養成所で、悪質なところは確かにあります。

こういったネガティブな側面はよく取沙汰されますが、いい面もあります。

僕の知り合いでバンタンに入ってゲーム会社に就職できた方がいます。

TGDで絵を学んだゲーム会社でグラフィッカーをやっている友人もいます。

HALで4年間編曲を学んだ友人もいます。HALで4年間ミックスマスタリングを学んだ友人もいます。

周りには結構クリエイター系の専門学校に入った方がおおいです。

どの学校に行ってもいるのですがモチベーションが低いクラスメート。

それが一番問題です。


某クリエイター系の専門学校Hに行った友人の愚痴ですが、

授業が終わるとすぐ遊びに行く子がいる。モチベーションの高いクラスメートも誘って遊びに行ってしまう。

「だって田舎から出てきて、学費も親が出してくれるのがこれが最後になるし、卒業後はおそらく田舎に帰ることになるだろうし。だったら東京にいれるのは今だけだし。若いうちに東京で今のうちに遊んでおこうよ!」

ということらしいです。なるほど確かに一理ある。ということでクラスメートもつれて遊びに行ってしまうんだそう。

その子のせいでクラス全体の士気が下がり、学校に居残りして勉強しているのはついに自分だけになってしまったとのこと。


専門学校に行く子は海千山千で、本気でなりたくて勉強しに来た方もいれば、そうじゃない子も残念ながらいます。

その中でモチベーションを削られるのはだいぶ問題です。


その点、僕のクリエイターシェアハウスはモチベーションアップには最高の環境です。

右手でペンタブ握って絵を書いて左手でピアノの運指の修行をしているようなそんな修行僧のようなクリエイターばかりが集まっています。

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