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【アダルト可】chatGPTにアフィリエイトを仕込んで収益化する方法

先日openAIがGPTsという新機能をリリースしました。中身を簡単に説明すると、chatGPTに任意のカスタマイズを施す事で特定の分野に特化したモデルを作れるという機能でした。

なかなか汎用性の高い仕組みだったのでGPTsで何か面白い事出来ないかな~と弄っておりましたら、エロ動画をchatGPTに探させる事に成功しました笑

さらに検索結果に対してアフィリエイトリンクを仕込み、動画紹介文を自動執筆させ、CSVで出力させる事もできました。アダルトアフィリエイトの自動化ツールもうこれでよくない?

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実際の仕上がりはこんな感じ

https://chat.openai.com/g/g-7QM97QN3G-fanzasomurie

動画の検索・レビューの自動執筆・CSVでデータ出力と、アフィリエイターが手でやる作業をだいたい自動化出来ました、やはりAIが最強。

今回作成したFANZAソムリエというGPTsは、限定公開ながらすでに200名300名以上の方がご利用頂いておりまして僕が公開したGPTsの中でも一番人気です、あなたも好きね~。

ずーっと増えてる

この最強ツールの作り方は「稼げるカスタムGPTの作り方」で解説していますんで、楽してお小遣いを稼ぎたい方は読んでみて下さい。

仕組みの説明

特別難しい事はやっておらずGPTsの標準機能だけで実装できました。

一番キモになるのは「My GPTs > Create a GPT > Configure > Actions」で外部APIと接続できる機能で、ここにDMMの商品検索APIを接続してみたらあっさりと商品データが取得できました。え、いいの??

コンテンツポリシーに関する注意が表示されますが、特に制限される事もなくFANZAのセクシーな動画をザクザクと発掘してくれます。

一点コツとしてはcustom actionsで認識可能なAPIはopenAPI仕様である必要があるので、単純にエンドポイントURLをぶち込んでも動作せず、openAPIの仕様に準拠したスキーマを用意する必要があります。

ただこのスキーマ自体も、chatGPTにテンプレートとエンドポイントとレスポンスを渡して「openapi仕様のスキーマ作って」と指示すれば、いい感じに出力してくれるので問題ないと思います。

1点注意が必要なのはAPIKEYを絶対外部に流出させないって事なんですが、専門的な話になっちゃうので「稼げるカスタムGPTの作り方」で詳しく解説します。

GPTsを収益化する方法

みんな大好きお金の話をしましょう。ここまでの話でカスタムGPTの可能性は感じて頂けたと思いますが、次はそのポテンシャルをどう活かしお金に変えるか、ということに焦点を当てて考えてみます。

公式GPTストアでは収益化が可能に!

2023年11月中にopenAIがGPTストアを公開するとアナウンスがありました。これは世界中のカスタムGPTを集約する公開ディレクトリでもあり、利用者に応じて開発者に収益が発生するマーケットプレイスでもあるそうです。

実際にカスタムGPTを作ってみた感じ難しくなかったので、世界中のプロンプトエンジニアからあっという間にGPTストアに登録が殺到するでしょうね。便利な時代や。

実際にどれくらい稼げるかはopenAIがどれくらい還元してくれるかレートをまだ公開していないので分かりませんが、プログラミングできない系日本人にとって特大チャンスになると思います。

今まではプログラミングでやらせていた事が、chatGPTのおかげで普通の日本語で同等の機能を再現できるようになったんですから可能性ヤバいですよ。

日本にプログラマーは人口の1%しかいないそうですが、識字率ほぼ100%の日本は誰でもプロンプトエンジニアにすぐなれますからね。日本が本気出すのはこれからだったのか…!

野良GPTを収益化する方法

上記は公式のカスタムGPTで行う正攻法のマネタイズですが、今回僕が作ったようなアングラ系カスタムGPTは公式ストアに登録できないハズなんで、今後は野良GPTとして扱われるでしょう。

openAIからの収益が期待できない以上、別の方法でアクセスをお金に変える必要があります。今回はシンプルにアフィリエイトを利用する方法を考えてみました。

上記で紹介したFANZAソムリエには、回答の中に外部のAPIを呼び出して関連商品やサービスを含めるようにしています。そしてこの商品リンクに自分のアフィリエイトコードを含むようにプロンプトで指示すれば、リンク経由の購入で自分にアフィリエイト報酬が発生するという仕組み。

僕はスケベなのですぐエロい方向に考えてしまいますが、当然アダルト以外のアフィリエイトにも流用できます。というか、本来はそっちが主流ですけどね。

たとえば、季節ごとのファッショントレンドを提案するGPTなら、最新のコスメやアクセサリーのアフィリエイトリンクを組み込むことで、ファッション好きなユーザーにとって役立つ情報源となりますわね。

コツはカスタムGPTのテーマに沿った親和性の高い価値のある商品・サービスを提供する事だと思います。ここら辺はブログなんかと同じ考え方で大丈夫なはずです。

久々に先行者利益をしゃぶれる大きな市場が出来そうなので、思い付いた物とりあえず作ってSNSで発表するという練習をしといた方がいいと思いますよ。

GPTsに感じた課題

ここまでGPTsの可能性や収益性の話を掘り下げてきましたが、実際に作ったり使ったりした上でこれは足りてないな、と思った事がいくつかありました。これらの課題に対処するためのアプローチも含めて検討してみます。

集客

ブログやSNSと違いカスタムGPTそのものには集客力がないので、基本的にはユーザーは自分で集める必要がありそうです。流石にリリースされたばかりで流通するインフラが整っているとは言い難いのが現状ですね。

特に、カスタムGPTは$20/月のChatGPT Plusに加入していなければ使用できないという制約があるので、GPTストアに登録しようが集客力の高いメディアで宣伝しようが、無課金のライトユーザー層には届かないという課題を抱えています。

カスタムGPTの発展性と拡散性でChatGPT Plusユーザーを拡大したい、という作戦だと思いますが、GPT-4と同等のLLMが他社から続々と開発・リリースされていますからね。GPTストアでカスタムのアイデアを得て他社のLLMで機能を再現、ってのは簡単に出来ちゃうと思います。今回のGPTストアのスタートダッシュでどこまでユーザーを囲い込めるかに注目ですね。

開発者目線の話なら、GPTストアに登録さえできれば広い層のユーザーにアプローチ出来るのは間違いないと思います。

公式のストアを待たずに日本語版のカスタムGPTに特化した下記のような非公開ディレクトリサービスも登場したので、こちらも試してみる価値はあるんじゃないすかね。

こんな現状を把握しつつ、現実的にユーザーを集めるポイントを考えてみました。

  • ターゲット層の特定:どのようなユーザーがカスタムGPTに興味を持ちそうかを分析しその層にアプローチする。ChatGPT Plusに加入する程度にはヘビーなユーザー向けを前提に考えるのがいいかも。

  • SNSの活用:X、Facebook、InstagramなどのSNSを活用して、作ったカスタムGPTを宣伝する。特にバズりやすい「ばえる」「遊べる」コンテンツが相性〇か。

  • コラボ:インフルエンサーとコラボできれば最上だけど、ハードルが高そうなのでSNSで交流のあるフォロワーさんに使ってもらうとかから始めるといいかも。

  • コンテンツマーケティング:ブログ記事や動画などで、学びつつ面白いコンテンツを作成しカスタムGPTの魅力を伝える。フォロワーが拡散してくれるようになれば最高。

  • デモやチュートリアルの提供:実際にカスタムGPTを使用している様子を示すデモやチュートリアルを提供し、どんな得があるか、悩みを解決できるか明示できればグッド。

みたいな事を考えてみました。

フィードバック

僕はアプリをいくつかリリースした経験があるので気付いたんですが、ユーザーからフィードバックをもらう機能が標準で付いてないんですよ。重要なアイデアを無料で提供してくれる事もあるので、プロンプトで問い合わせ先を表示するようにしといた方がいいと思います。

積極的にカスタムGPTを改善したい場合はユーザーの心理ハードルが高い問い合わせリンクだけじゃなくて、アンケートやマシュマロなどSNSでよく使われる窓口を利用するのもありだと思います。

せっかく興味もって使って貰えてるんだから、不満や要望にも耳を傾けるのが作り手の矜持ってもんや。

openAIAPI未対応

カスタムGPTは現時点でopenAIのAPIから実行する事は不可能っぽいです。これが出来ればサービスやアプリのバックエンドをほとんどカスタムGPTに任せられるのに~!

カスタムGPTがopenAIAPIに対応するとどうなるかっちゅうと、着火のきっかけを外部から持ってきたり計算結果を外部に吐き出したりする事ができて、例えば、


  • 決まった時間にトレンドキーワードから文章を考えて自動でSNSにつぶやくGPTベースのbot

  • 阪神が勝った時だけハイライトをまとめてLINEに通知するbot

  • 動画のコメント欄を巡回してアンチを探し煽るコメントを自動返信するbot


などなどなど、面白い自動botを割と簡単に作れるようになるんですよ。

現状でもopenAIAPIのプロンプトと関数呼び出し機能を駆使すれば同等の機能は実装できますが、触ってみた感じAPIよりもカスタムGPTの方が頭良さそうなんですよね、しかもAPIは回数に制限あるし従量課金だし。

APIに対応してくれればコーディングも一部プロンプトに代替え出来そうだし、開発が劇的に早くて簡単になるので切に願っておりますm(_ _)m

稼げるカスタムGPTの作り方

今回は冒頭で紹介したFANZAソムリエの作り方を、大量の画像とアホほど丁寧な説明文で解説してみます。必要なコード・スクリプトはすべてコピペで用意しました。

chatGPTで稼ぎたいけどITの知識なんて持ってないぜ!という方に役立つ情報だと思いますんで、ぜひ使い倒して欲しいす。

まずchatGPT Plusに課金する

ここまで読んだ方はchatGPTのアカウントは持っていると思いますんで、登録方法なんかは省略しましてchatGPT Plusに課金しましょう。とりあえずお金を払わないと何もできません。

chatGPTのトップから「アカウント名 > マイプラン」を押す。

僕はリリース当初から課金し続けてるのでボタンが出ないですが、未課金であれば下記のボタンが押せるようになってるハズ。

決済画面に進むのでカードかなんかで$20を払ったら、chatGPT Plusへの加入完了。AIの沼へようこそ。

カスタムGPTの作成

課金が完了しましたら左側メニューから「Explore > My GPTs > Create a GPT」が出来るようになります。

押すとエディタ画面が出てきます。ここではGPTと対話しながらカスタムGPTの仕様を自動で構成する仕組みになってるんですが、こいつは外部APIの設定には一切絡もうとしないので一旦無視してConfigureを押します。

ここに外部APIとの接続を書いていきます。

安全にDMMAPIと接続する仕組み

APIKEYが流出しちゃうとアフィリエイトアカウントがバンする可能性があるので、絶対にカスタムGPTのユーザーから見えないように工夫する必要があります。そこで考えたのがこちら。

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