chatGPTの定期実行でアイデアを無限増殖させる自動AIネタ帳を実現できた
最近、chatGPTの使い方を見直そうと試行錯誤しているスマイルです('ω')ノ
記事のアイデア出しをchatGPTに手伝って貰う事が多いんですが、これって自分とAIの2馬力でラリーしてるだけなんですよね。効率化されるけど自分の手を離れるわけじゃない。
膨大な面白アイデアリストから「今日はこれにしよ~」から執筆作業を始めるのが理想なので、勝手にアイデアが増殖するリストの仕組みを考えてみました。
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アイデア無限増殖!chatGPTとスプシで作る自動AIネタ帳
動かしてる様子はこんな感じ。
本来はこれを定期実行させてるんですが、自動で動いている様子を撮影するのが面倒だったので手で起動しました。サンプルは下記のリンクから見れます。
この自動AIネタ帳は単にアイデアをAIが考えるだけではなくて、出力されたネタをスプシに自動で管理・蓄積する事で、アイデアが必要な時にchatGPTの出力をじーっと待つ事もありませんし、スマホから見れるので時間も場所も関係なしです。
自分で毎日使ってますが、これは良き!
アイデア出しの時間が大幅に削減され、より多くの時間を実際の執筆や他の創造的な作業に充てることができるようになりました。
openAIAPIとGASでネタ帳自動化の仕組み
シーケンス図はこんな感じ。上から下に、左から右に→を追っていくと分かりやすい。
ご覧の通り、今回の自動AIネタ帳はchatGPTを外部から動かすopenAIAPIと、スプレットシートをプログラムで動かすGASを使って実装しています。
excelじゃなくてgoogleスプレットシートにしたのはパソコンの電源を切っても定期実行させたかったので、スケジューラーを標準装備してるスプシにしました。
出力結果のコントロールはスプシのA2にシステムのプロンプトを、A3にユーザーからのメッセージを入れるようにしてるのでここで調整できます。
ニュースサイトからキーワード拾ってトレンドにも対応!とかも試してみたんですが、自分に興味のないネタが増えちゃったんで余計な事はやめてシンプルにプロンプトで調整するようにしました。
chatGPTAPI活用によるコスパ分析
めっちゃ便利な自動ネタ帳なんですが、openAIAPIは従量課金なんで使った分だけお金がかかる仕組みがネックなんですわ。シミュレーション上のコストと受けられる恩恵を比較して分析してみました。
コスト試算(料金表)
モデルはgpt-3.5-turbo-1106
input/約500文字、output/約1,500文字
2時間毎に実行、12回/1日
以上の前提でコストをシミュレーションすると、1回のシステム実行あたりのコストは約$0.004、1日に$0.048、1か月で約$1.44、日本円で200円/月くらい。
期待されるパフォーマン
多様な視点からのアイデア生成
→ 人間では思いつかないようなユニークで多様な視点からのアイデアが得られる。何でも続けているとマンネリ化しがちだけど、AIが新風を吹き込んでくれる。継続的なインスピレーションの供給
→ 定期的に新しいアイデアを提供してくれるので気持ちが楽、インスピレーションを外部からたっぷり取り込む事でモチベーションを維持しやすくなる。コンテンツの質の向上
→ chatGPTのデータ駆動型アイデアは、やる気に左右される人間の洞察よりも網羅的で客観的な提案が期待できる。つまり、モノによってハズれが少なく洗練されたコンテンツが提供できる。時間節約による利益
→ 毎日120件ネタを提案してくれるのでアイデア出しにかかる時間が大幅に短縮され、より多くの時間を他の創造的な作業に集中できる。つまり時給が直接的に上がる。
月額200円くらいのコストに対してこれだけのメリットが考えられるんで、十分価値あるんじゃないかと思って使ってます。
ちなみにopenAI APIはchatGPT Plusに課金してなくても使えるので、$20/月払わなくてもGPT-4とかDALL-E3なんかも自由に使えます。自分でカスタマイズする必要はあるけどオススメ。
使い道は無限大!こんな仕事をする人にオススメ
僕はブログ・ツール・アプリのネタ出しに使ってますが、自動AIネタ帳は汎用的なシステムでクリエイティブな作業ならだいたい役に立つと思います。ここでは副業・お小遣い稼ぎに絞って使い道を考えてみました。
ブログネタ:
トレンドに基づくブログトピックの提案や、ニッチな分野のアイデア生成を支援。SEOに最適化されたコンテンツの出力も得意。
アフィリエイトマーケティング:
商品レビューや関連コンテンツのアイデアを自動生成し、収益化を目指すブログやウェブサイトの強化。特にレビューの自動生成は強烈。
ソーシャルメディアコンテンツの生成:
フォロワーを引き付ける独創的な投稿やキャンペーンアイデアなど。SEOも得意だがSNSでバズるコンテンツの出力も得意。
オンラインショップのプロモーション:
商品紹介、セールスキャンペーン、ブランディング戦略のアイデア提供。特に小さな規模で商売している個人ショップには、専門アドバイザーとしてめっちゃ活躍する。
フリーランス業務の拡大:
個人で活動するクリエイター向けに、サービス提供・クライアント獲得・新しい分野への進出アイデアなどを提案。客観的にスキルを評価するので、意外な業界とのシナジーを見つけたりできる。
YouTubeの企画:
視聴者を引きつけるユニークなビデオコンテンツのアイデア。あらゆるジャンルに対応できるし、過去にバズった事例をトレンドで再解釈すればネタ切れとは無縁に。
ウェブ開発・アプリ開発プロジェクト:
問題のあぶり出しと解決策としてのwebサービスやアプリの提案など。コンセプト、機能、デザイン、プロジェクトの企画と相談相手としてあらゆるシーンで活躍する。
自作ゲームの開発:
ストーリー・キャラクター設定・ギミック・内部仕様など、役割別に業務を担当するゲーム開発において、どの工程でも専門的なアイデアを提供できる心強い味方になる。
みたいな事を考えてみました。
僕は主にwebで活動してるので偏った考察になってますが、もちろん対面の現場仕事にも役に立ちます。多角的な営業手法の提案とか、新規取引先から安く仕入れる方法とか、上司に気に入られて出世する方法とか、毎日考えている事をそのままお任せできます。
実践ガイド:chatGPTとスプレッドシートでアイデア生成システムを構築する方法
それじゃ実際に作ってみましょうか。必要なスクリプトとかプロンプトはサンプルをこちらで用意したので、作業手順の画像に従ってコピペするだけで再現できるようしておきました。
スプレッドシートの準備
まずはgoogleのホームからスプレッドシートを準備します
好きな名前を付ける
google apps scriptの設定
下記のスクリプトをコピー
ここから先は
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