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3DCGから学んだ魔法の技術、「フェイク塗装」の因数分解

あらゆる偉業は妄想から始まると思う「K組のひと」です、おはようございます。

「DIY副業化研究会」サークルにて日々いろんな(実務的)質問が飛び交うのですが、今回その回答のひとつを表(おもて)の記事で行うという試みです。
(恐縮ですが有料記事にします)

というわけで今回は「フェイク塗装」についての質問への回答です。
フェイク塗装というのは例えば木製合板をベースにアイアン調にしたりコンクリートっぽくしたりすることです。
みなさんが大好きなディズニーランドはフェイク塗装で出来ています。

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まずは妄想家具づくりからだった

K組はこれまでにもお話ししたとおり初めての電ドリを購入して以来ド素人にも関わらずすぐさま「売ってみよう」と起業することを決めたのですが、実際にすぐ売り物を作り始めたワケではありません。

まず最初に行ったのは3DCG(モデリング)アプリを使ってみることでした。
で、しばらくは3DCGで頭の中に浮かぶ妄想家具を作りまくっていました。

たった数年前なのにすでに黒歴史化しつつあり恥ずかしいのですが、、、
例えばこんなのとか、

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はたまたブロック系のおもちゃからヒントを得て、単純に大きくしてみた、こんなのとか、

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なぜかとにかく「浮かしたい」という衝動に駆られてこんなのとかw

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私のmacの中の「妄想家具」フォルダにこの手の妄想のまま燻っているものが今なお山積みになっています。
一方で、お手本となるような素敵な家具を色々と探しました。

中でも特に、「男前」/「ブルックリン」/「西海岸」あたりのキーワードで出てくる画像が大好物でした。

こういう家具作れないかな?
いや実際に作る前にまずは少なくとも画面上で(3DCGで)再現したい。
3DCGをリアルにするにはレンダリングだ!

というわけでなぜかすぐに「実際に作る」方向へは行かず、画面上でリアルに再現することにハマりました。
でもそのおかげで学んだのが今回の本題です。

その結果、何が得られたか。
例えば木製合板が男前なアイアン(風)に変わったり、

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同じく木製合板がコンクリート(風)に変わったりしました。

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上っ面をなぞるテクニックだけではなく、素材感を構成する要素をあぶり出していく。
その結果、持ち上げてみるまでフェイク素材であることに気が付かないレベルのリアリティを得ることができました。

今回はこのフェイク塗装の、本物を超えるメリットとその制作手法を噛み砕いてお伝えいたします。

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