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結婚が破断続き・恋愛が上手くいかない『生き霊のたたり』から離れる方法


相談者:
どうも私は「生き霊」にたたられていると思えてなりません。相手は、私が部屋を借りていた時の大家さんで、年齢は70歳です。その人は、結婚歴はありましたが、当時は離婚をして独り身で、ちょうどその時私も離婚をして独りだったのです。同じ境遇だったということもあったかと思いますが、ふとしたきっかけがあって、だいぶ年下の私でしたが、その人と性関係を結んでしまいました。その当時の私は、今と違って、そういう自堕落なことを平気でしていたのです。
 その後、私は病気になり、実家に帰りました。実家に帰って、そうこうしているうちに、だいぶ健康を取り戻してきたので、このまま独りでいるのも寂しいし再婚しようと思い立ちました。実家にいると周りには面倒見の良い方もけっこういて、良さそうな男性の方を紹介されたり、いろいろとお話しも頂いたりしたのですが、それがことごとく破談になるのです。
 もちろん確たる証拠があるわけではなく、私の直観と言えなくもないのですが、それがどうもその人、つまり関係を持った大家さんの生き霊が私にすがりついて離れないのでないかと思えてならないのです。その70歳の大家さんとは、そう思えてしまうくらいの関係だったのです。
 その人との悪因を切らなければ、私は再婚することもできず、決して幸福になることもできないという気がします。先生、どうかこの生き霊が私から離れていく道をご教示くださいませんでしょうか?


回答:
生き霊がたたるということは、普通では考えられないことですが、決してあり得ぬ話ではないとも言われています。
 しかし、人を恨む、或いは人を呪う、もっと激しくなると、生き霊になってたたる、ということになってくるのでしょうが、そういったネガティブな、マイナスの波動を発することは、決して良いことではありませんし、何も意味あるものを生み出しません。
 あなたが関係したご高齢の方も、あなたに執着するあまり、執念の生き霊になって、自分から離れていったあなたを決して幸福にさせないと、あなたの再婚を妨げているのかもしれません。その方は、生きながら地獄へ堕ちていると言えなくもないですが、あなたがその方の生き霊が…と考えてしまうのは、あなたもその方の生き霊に憑りつかれて、地獄へ引き込まれているとも言えます。
 その生き霊をあなたから離す方法は、まず、あなたがその方と関係を持ってしまったという「ふしだら」を詫びることから始まります。誰かに詫びるというよりも、心から神仏やご先祖様に詫びるという行為を通して、自分自身の心に深くその気持ちを沈殿させていくのです。その上で、あの人の生き霊が…と思えてならない、あなた自身のネガティブな波動を陽転させるために、その方の善性を引き出していきます。「あの人は良い人だ。いつまでも過去の二人の関係に執着するようなことはしない。あの人は良い人だから…」と念じながら、たとえば毎日写経をする。そういった行為を積み重ねていくことで、「あの人の悪霊が…」というネガティブな心の有り様が次第に陽転していきます。
過去のお二人の関係に対するわだかまりが、あなた自身の心の中のどこかに潜んでいて、それがちょっとした刺激で現れ出て、気づかぬまま新しく出会った方に伝播していく。ひょっとしたら、実はすべてあなたの心が為したことなのかもしれません。過去は過去として詫びて心をしっかりと整えた上で、相手の善性を引き出すというポジティブな心を持つ、別の言い方をすれば、心のステージを上げることによって、そのポジティブな波動が、あなたを魅力的な女性にして、これから出会う新しい方を惹きつけていくでしょう。



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