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伊坂、台湾に行く(2023年7月)④

こんにちは、台湾旅行の続きです。全④回で終わる予定だったんだけど本当に終わる!?! まあ行ってみましょう。



3日目、朝!(雙連朝市)

暑っ! まーーぶしっ! ダルいし足パンパンだしもうちょっと寝ていたいよ~~~~…
でも折角の海外旅行なのでそうも言ってられん。
昨日夜市を楽しんだので、今日は朝市を楽しもうというわけで『雙連朝市』へ。
今日も日傘+フェスハット+サングラスでしっかり熱中症対策。
倒れても誰も助けてくれんからな……。

見てよこの天気のよさ。見たことない街路樹が多いので写真を撮ってたら公園ボランティアの方たちにニコニコされる。あっ、ヘヘ……! 怪しい者ではなく……お花が好きで……。あいまいな笑みを浮かべながら横スライドで移動。マジで木陰を歩きたい。めっちゃくちゃ日差しヤバイ。

プルメリアというお花
サンタンカというお花
そんでもって青空市!
わーい!色きれい!

あー、めっちゃ好き。この色! その土地の野菜や果物の色。全然知らん野菜あるしスイカも楕円? 丸いの見かけない。でかいし長い! 意味不明だが元気出る!
ちょっと水分休憩……と思って石のベンチに腰掛けようとしたら、スゴイデカイ楕円スイカが居座っていてウケた。観光客を座らせる気が無いなw

朝市でなんか買ってベンチで朝ごはんとかでいいかな?と思ってたんだけど、このまま太陽の下に居たらぶっ倒れるわという暑さだったんで、ふら~っと町屋台へ入って朝食。
………、
これ入る店間違ったかもしれん!

メニューなんもわからん!

女将さん「アっ?日本人?」
伊坂「ハイ!」
女将さん「スゴイね!ヒトリ?」
伊坂「ハ、ハイ!」
女将さん「おk!」

………
………お、おk?

助けを求めて何か炒めてる親父さんのほうを見るが、ニコーッとされるだけで、ニコーッを返すしかない。壁のメニューとか見る。あ、豆漿はわかるぞ。豆乳好きだから豆漿は頼もう。あとは……

?「日本人きたて? わ! かわい! 一人で偉い!」
伊坂「??」
?「なに食べたいの? 本、ある? 指さしてみて!」
伊坂「こ、これ……」
?「ンー! 蛋餅ね! おいしいよ! おk!」

!?

…………………??

なんか……おkになった………?


ご近所にお住まいの常連さん? がすごい日本語わかる人で、親切にメニュー教えてくれる上に、次の目的地である故宮博物院に行くバス乗り場まで教えてくれるっていう……
通訳さん現るて何じゃそりゃ……日本語でおk……

しかも蛋餅美味しい~~~!!!

モチモチした皮にくるまれたタマゴとニラを甘辛いたれで頂く!
とっても美味しい!
え? 台湾いいところすぎる。優しい人多すぎる。日本語うまい人多すぎる。謝謝言いまくった。ありがとうすぎる〜っ!

3日目、昼!(故宮博物院)

そんなわけで教えてもらったバスに乗って『故宮博物院』へ向かいました。
バス待ってたり、タクシー拾うためにうろうろしてるだけで汗がダララッてなる暑さだったんで、夏の台湾はもうタクシー移動とかで良いかもよ…。

私は美術館とか好きなタイプの人間なので、故宮博物院は絶対行きたかった。行って本当に良かった!
白菜と角煮が有名なんですが、白菜のほうがちょうど別の博物館に貸し出しされてるタイミングだったので角煮しか見れなかった。

マジ角煮

でも綺麗な壺とか瓶とかいっぱいですーごく良かった。ひろびろしてて、説明板のセンスもいいんですよ!

美術館の何がいいかって、展示物に心を奪われて、いつしか時間が経っているということだと思うんですよね。美術館の外と中で時間の流れが違っているというか。
展示物ではナスが欲しかった〜!

ナスかわいい 一個ください

建物が広くて、天井も高めだったから、すごく居心地がいい空間だったな。
私は3時間たっぷり過ごしました。
美術館が好きな人は3時間見ていった方がいいと思う。とてもおすすめ!
あと観覧料が日本じゃ考えられない安さ……
映画も美術館も日本じゃ考えられない安さだった……

そうそう、故宮博物院はHPを日本語表示にもできるので、美術館が好きな人はチェックしてから行くのもいいかと。

企画展? だったと思うんだけど、国宝『三官出巡図』というのがすごく緻密で綺麗で好きだったな。天界と地界と水界、天官と地官と水官が描かれた絵なんだけど、オタクだからそういうの好きで、あと従えている使い魔?みたいな動物が不思議系でかっこよかった!

でも展示室を出たすぐのところに、さっきまで夢中になって見てた神々しい使い魔のクッションが無造作に置かれててふしぎだった……。

ん………… と

こんなに雑に散乱していていいの?って思ったけどふかふかで良かった。
「これ…、国宝絵……」
「いや、何個か落ちてるし……」
なんか戸惑ってるの自分だけで謎だった。(落ちてるクッションは全部拾ってソファに戻しておいた)

良い なんともいえない

グッズ化してて、ミュージアムショップで売られてたりするのかと思ったけど影も形もなくて謎は深まるばかりだった。
(休憩所に行くためだけに作ったの?まさかね……)

3日目、夜!(九份)

もう正直かなり足限界ではあったけど、土日って絶対『九份』混むよね~~~~~?
だったらもう今日のうちに行ってしまいたい! 暮れていく時間帯がおすすめだっていうし。

西門から出ているバスに揺られること約1時間。

九份全体が高台のようになっている地形なので、サングラスがあって本当によかった!
日本人観光客も結構いて、すれ違うたびに「わ、サングラス正解だ」「え、サングラス賢い」って言われた。ふっふん。そうだろ?
目を守るというのもあるけど、サングラスあると、日差しの強さで思考が消耗しないのでかなりいいよ。リゾートビーチとかじゃなくてもサングラスは全然使っていいと思うんだな。

日没まで1時間くらいあったので九份じゅうを探索。
道幅が狭いので、すれ違うのもやっとのところもあった。
芋とか豆とか好きなんで『芋圓冰』めちゃ良かった^^ 台湾全部美味しいな!

うだるような暑さ。芋圓冰うまし。

暑くてだるそうな猫とか犬とかいてなごんだわ〜。
暮れていく九份はとても綺麗だった。

階段とか急こう配なので、ある程度体力を残した状態で行くのがいいと思う。
もしまた来ることがあれば、眺めのいい茶坊でゆったりお茶したいな~。足ぱんぱんだよ……。

台北行きのバスを待っている時、「ここで待ってたらタイペイシティ行きのバス来る?」「どのくらい待ってるの?」って一人旅中の女の子に英語で話しかけられたけど、あんまり英語が出なくて残念だったです…。

④で終わんなかったな! でもさすがに次でラスト!
本当にただの旅行記でごめんな……

「暮らす」の話をすこしずつ