見出し画像

閉店欠損を見積もるには「公式」があります【ハイエナ】

ども、くろっくです。

今回は閉店欠損や閉店期待値についての思考法です。


たとえば閉店前に以下のような台があったとします。

・幼女戦記1000G(4スルー) × 残120分

・絆550G(4スル) × 残30分

・番長ゼロ500G(50P) × 残20分


この3つは全て打てます。

まあ番長500が打てるのは何となく分かると思います。けど幼女1000は打てなくね?と考える人も多いかもしれません。


では、どういう根拠で打てると判断してるのか?

実は、閉店欠損を見積もるには「公式」があるのです。


閉店欠損を見積もる公式

つまり「閉店取り切れずに遭遇する確率は5%だろう」「その時に期待できた平均獲得枚数は800枚だろう」という感じで考えるわけですね。

遭遇率5%×枚数ダメージ△800枚 = 欠損△800円
・平時の期待値が+1200円ならば+400円まで落ちるので打てない。
・平時+2500円ならば+1700円になるだけなので打てる。

遭遇率25%×枚数ダメージ△1000枚 = 欠損△5000円
・平時の期待値が+4000円ならば△1000円まで落ちるので打てない。
・平時+10000円ならば+5000円になるだけなので打てる。

では、そもそも遭遇率や平均ダメージをどうやって算出するのか?

これはセンスと機種経験値で決めるとしか言いようがないです。


もちろん、たらればさんなどが公開してる無料統計を見れば計算可能ですよ。
しかし閉店前に備えるために計算して準備するのはあまりにも不毛です。なぜなら60~30分前などに欠損覚悟で攻める機会は案外に少ないし、色んな機種の色んなパターンがあるからです。

なので閉店前に大きい台を見つけたその時に自分のセンスと機種経験値によって即興で見積もる以外にないです。
注意点としては欠損を多めに見積もるほうが良いです。盲点があった時のバッファは残しておきましょう。


具体的な機種を例に

幼女戦記1000G(4スルー) × 残120分
→遭遇率20% × ダメージ△600枚と予想
→欠損△2400円
→余裕で打てる

幼女戦記1000G(4スルー) × 残90分
→遭遇率50% × ダメージ△600枚と予想
→欠損△6000円
→打てない

絆550G(4スル) × 残30分
→遭遇率30% × ダメージ△450枚と予想
→欠損△2700円
→余裕で打てる

絆500G(4スル) × 残30分
→遭遇率45% × ダメージ△450枚と予想
→欠損△4050円
→ちょっと打てない

番長ゼロ500G(50P) × 残20分
→遭遇率35% × ダメージ△400枚と予想
→欠損△2800円
→余裕で打てる

番長ゼロ450G(50P) × 残25分
→遭遇率25% × ダメージ△400枚と予想
→欠損△2000円
→ギリギリで打てる

こんな感じで予想します。

・ATの基本的な獲得枚数
・ATの純増枚数
・ATの出玉分布
・0~100Gに当たる確率
・100~200Gに当たる確率
・天井到達率
・天井到達時から消化できるATゲーム数
・ボーナスからのAT突入率

これら全てを考慮して「遭遇率×平均ダメージ」を見積もるわけですね。


ここで重要なのは「必ず天井まで連れていかれるわけではない」ってこと。

例えば幼女1000G(4スル)×残120分。
もしも2000Gまで連れていかれるとAT開始の時点で残35分です。(ボナ消化や待機中Gも考慮して)
しかし「天井前提」で考える必要はありません。200GくらいでBIG→OP203でAT当選することもありますよね。まあ200以内は少数だけど500G以内であれば現実的でしょう。
てかそもそも幼女戦記は1650~1750で祈りMAXになる展開が多いです。2000近くまで連れてかれることのほうが少数派なので。(ただし設定2ベースの店で打ってるからかもしれないが)

次に絆550G(4スル)。
「開始100GでBC→AT」「BC連打でスルー天井」というのも全然ありますよね。だから必ずしも天井に連れてかれるわけではありません。

ただし番長ゼロ500G(50P)。
これは天井到達率が非常に高いです。現在50Pであれば500~599で当選する展開は少ないですからね。なので番長に関しては「天井前提」で考えたほうが良いでしょう。


まあ見積もりにはセンスと機種経験値が必要ってのはこういうことです。

センスがないと「遭遇率×ダメージはこんぐらいか?」と直感で判断できません。

そして機種経験値がないとそもそもこの機種はどんなAT分布なのか?天井到達率は?などが分からないはずです。(幼女の1650~1750での祈り解放が多いのも経験がないと分からない)


今回は閉店欠損の思考法についての説明だけで終わります。

次回は沖ドキゴールドの閉店前の立ち回りはどうなるのか?に特化して記事を書いていきます。


では、ここらへんで。

Twitterもフォローしてね
くろっく財相@パチスロ(@clock_district9)さん / Twitter

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?