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1/30 SanJose Spiders Tryoutを受けて。

1月27日の日曜日にサンホセ(San Jose)で開催された、2019年の選手を決めるトライアウトに参加した。今回はオープントライアウトといってお金30ドルを支払いと誰でも参加できるもの。

昨年の選手に混じって、高校生や55歳の方も参加していたので、かなりオープン。でもとんでもないサイドシュートを決めていた高校生も居た。アメリカ恐るべし。

内容はこんな感じ。
・コート1周
・動的ドリル(日本とだいたい一緒)
・カットの練習(駆け上がり、ヤマト的、駆け上がりフェイクのミート、スローの種類は問わないミドルシュートをバックハンドサイドハンド各2本ずつ)
・4vs4を3試合(1試合10分くらいだった)
・ヘッズ(マーカー側に走ってスルーザマーク。スローワーの後ろに並んでいる人がマーカーにインサイドか裏かを伝える)
・試合(審判付き、2回TOするとスローオフし直し)

感想は、試合以外全く問題なかった。

カットの練習はマーカーが大きいけれども、僕程度の素早さでも問題なし。ただ大きさにはやはり驚く。日本ではあのサイズの人はいない。バレーボール選手やバスケットボール選手のような感じだから最初は戸惑うかもしれない。
4vs4もコートが狭いので問題なし。うちらは昨年の選手はいなかったけど、多分3戦全勝。試合だと投げたい人がいるのでミスしがち。だけどフリーな人にパスを出すハンドラーは居なかった。カッターはすぐハンドラーに渡すけど。
ヘッズも全く問題なし。むしろうまかった方だと思う。昨年選手の人が後ろになってきたから。でもそれでも大丈夫だった。唯一のミスは小さい人がマーカーになった時に彼の頭の上から投げたパスが走ってくる人に間に合わなかった1本だけ。一度踏み込んでマーカーが足を出したその後に膝の少し上からバックハンドでも投げてみた。あれは外人にはできないと思う。

しかし、試合は違った。コートが広いのでディフェンスが大変。守れる気がしない。ハンドラーのディフェンスはスペースを絞ってマーカーとの駆け引きでスローの幅を狭めた上でダイビングブロックしかない。あとはロングシュート投げさせて上で勝負なんだけど、それはそれは大変なこと。反対にオフェンスはコートが広いので楽。ロングシュートは決めれなかったけれども、シュートは1点取ったし。僕らしさは出せたと思う。
あ、ゴール前でストーリングアウトさせた!カウントが7までってのがよかった。

久しぶりにアドレナリンが全開だった。サンフランシスコに帰ってきても体の火照りが取れず、4時間経ってもまだ火照っていた。こんな経験は学生時代以来なかったかもしれない。

もしこっちに居たら次のトライアウトに呼ばれましたよと石井くんが言ってくれた事が嘘でも嬉しかった。

今回改めて感じたことは、言葉はもちろん大切だけれども、試合中も励ましは世界共通だってこと。ハイタッチ最高。最初は、なんだこいつってなるけど、そこを押し通して、ハイタッチ。ナイスキャッチしたりナイスブロックしたらハイタッチしに行きました。次第にみなさん笑顔になって、いい感じでした。

そして声を大にして言えることは、日本人の素早さは間違っていないってこと。ただ体の大きさは如何ともし難く。それでもサンディエゴに合格した仙田くんはこちらでも評価が高かった。その場でサインしたら合格って言われてたみたい。さすが。だから、これを読んでくれている人もぜひアメリカにチャレンジしてほしい。




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