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変化の早い時代、多様性の時代といった言葉が嫌いだ

こんにちは、上記の言葉に辟易しているたくゆきです。私は「多様性の時代だから~すべき」や「変化の早い時代だから、こう行動すべき」といった薄っぺらい自己啓発のような言葉が嫌いです。

なぜなら、多様性の時代だろうが変化の早い時代だろうが私たちの行動の元にある姿勢や価値観は変わらないからです。

それぞれについて自らの意見を述べたいと思います。

➀多様性の時代と言うが、元から世界は多様で複雑

まず、そもそも世界は元から多様です。もちろんグローバル化よって多様化した社会が到来したという考えも一理あります。しかし、私は同調圧力によって自らの周囲との違いに気づかないフリをし、隠していた人が多かったと思います。

事実、私自身も中国系日本人ですが、つい最近まで自らのことを明かすことはできませんでした。

また、「私は多様性の時代だから、~しよう」といった考えは全く意味を為さないと思います。理由は、他人を理解しようとする気持ちから出る行動が相手の個を尊重するのであって、形式によって決められた行動の場合それによって尊重されない個がでたら対処できないからです。

つまり、「多様性の時代だから、~をする」という考えではなく、目の前の人を尊重し、理解しようと努めることが重要だと思います。

➁今は本当に変化の早い時代なのか?

技術的には変化の早い時代だと思います。

技術に関しては収穫加速の法則から変化が早いと言えます。以下のリンクから飛べます。簡単に言うと、科学技術は一次関数的に進歩せずに、指数関数的に進歩するという経験則です。

一方で、人の考え方や国家の在り方や仕組みといったものの変化速度は過去より速くなったとはいえません。

理由として人類の生物としての判断や感覚の速度が変化したわけではないからです。人の考えが変わるにしろ、国家が変わるにしろ長く時間がかかります。

例えば、今LGBTが許容される社会になってきていますが、本当に全く偏見が無い時代になるまでには相当時間がかかると思います。私たちの頭の中の常識を変えるには時間がかかり、それはどの時代でも同じだと思います。

ところで、技術の変化が早い時代だからスキルアップをしなくてはとか、常に自分をアップデートとか世の中は言っていますが、私はそんなことしなくていいと思います。

好きなことに取り組む。これが全てだと思います。なぜなら、好きなことなら変化にも対応できるし、なにより楽しい。余計なことを考えなくてよいからです。

当たり前のことが最も大事

ここまで読んでいただいて、目の前の人を尊重することや好きなことに取り組むといった当たり前のことばかり言っているじゃないかと思うかもしれません。

たしかに、キャッチーなフレーズは魅力的で、人を尊重するとかそんな当たり前のこと聞き飽きたと思うかもしれません。だからこそ、キャッチーなフレーズに囚われ、熱意・愛・努力・夢といった稚拙だけど大事なことを蔑ろにしないでほしいです。

嘘をつかないとか、相手を尊重するとか、好きなことに熱中するとか、目の前のことに全力で取り組むとか、、、そういう昔の偉人が言ってきて、小学校で習うかのような事柄、諺にあるかのような姿勢や信念を貫き通すことが大事だと強く思います。

私は今25歳で将来に対して夢を抱いています。私は決して目標・夢を不可能だと思わないし、30歳、40歳になっても子供みたいに夢を追いかけていたい。

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