JBCクラシック

 誰もが思うことだとは思いますが、地方勢に出番はなく中央勢のレースでしょう。これといって行きたい馬もおらず、「白い砂」効果で時計が掛かっていいるのでおそらく勝ち時計は6秒台以降になると思います。

 本命はメイショウハリオ。おそらく時計の速い馬場が得意な馬ですが、かしわ記念で一度砂を経験しているのは強みでしょう。
 速い上がりを使える馬で4コーナーまでに先段に取り付いていれば、確実に勝ち負けになるでしょう。

 相手はテーオーケインズ。スピード・スタミナ共優れた馬ですが、やや一本調子気味でペースが緩むところのあるレースでは惜敗してしまいます。
 正直このメンバーなら逃げてしまえばとは思いますが、おそらく相手に合わせたレースをするでしょう。

 ウィルソンテソーロは時計の速いレースばかり勝っているのが、不安といえば不安になります。
 「白い砂」は経験していますが、名古屋と金沢で使用されている瀬戸の砂は、オーストラリア産の大井の砂とはどうも質が違うようで時計が掛からない砂となっているので、時計の掛かる砂は実質初めてとなります。
 スタミナを問われた経験がほとんどない馬なので、今回走ればウシュバと並ぶテソーロの看板になると思いますが、こればかりはやってみないと分からないというところです。

 キングズソードも速い時計で走っている馬で、ウィルソンテソーロと同じ心配はありますが、器用に内を回ってくるなどスタミナの浪費を最小限に抑えられる馬でメイショウハリオとテーオーケインズには敵わないと思いますが、上手く立ち回れば好走は可能でしょう。

 時計が掛かる馬場ならノットゥルノの見直しは必要でしょう。時計性能には限界が見えている馬なので、時計の掛かる馬場に変わったのは好都合です。
 人気がないようなら抑えてみるのもいいでしょう。

◎メイショウハリオ
◯テーオーケインズ
△ウィルソンテソーロ
△キングズソード
△ノットゥルノ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?