Le vent se lève, il faut tenter de vivre

題名を見た方は何のことやらと思われたかもしれません。

こちらはポール・ヴァレリーという詩人の一節になります。


「Le vent se lève, il faut tenter de vivre」
(風立ちぬ、いざ生きめやも)

フランス語は読み方が分からないという方もいらっしゃるかと思うので、やや強引ですがカタカナ読みを記載します。

「ルヴァンスレヴ」、 イルフォー「タンテドゥヴィーヴル」

前半のフレーズはチャンピオンズカップやマイルチャンピオンシップ南部杯を勝利したダートチャンピオン、ルヴァンスレーヴの名前の由来となっています。

私はキャロットクラブと東京サラブレッドクラブで一口馬主をやっていまして、今年の2歳はレネットグルーヴの22(父:ルヴァンスレーヴ)に出資するご縁がありました。

もちろん走ってみないと分からないですが、
「この馬なら父ルヴァンスレーヴの後継者になれるんじゃないか?」
と期待させるだけのポテンシャルを持っている馬だと思い出資を決めた次第です。

そこで馬名をつけるなら、志半ばで引退することになってしまった父の無念を晴らすべく、父の由来を引き継ぐ名前にしたいと思い、応募した名前が上記のフレーズを引用した「タンテドヴィーヴル」です。

自分ではこれしかない!と思いながら申し込んだものの、本当に採用されるとは思っていなかったので、嬉しかった反面、めちゃくちゃびっくりしました…(笑)

馬名の好みは人それぞれなのでみんなに気に入ってもらえるかは分かりませんが、色んな方に応援してもらえるような存在になってくれたら嬉しいなと思います。

タンテドヴィーヴルに対して、自分が出来る精一杯の応援は出来たらいいなと思っているので、ダートのレースに出走する限りは自分の持ちうる知識の全てを注ぎ込んでいきたいと思っています。もし叶うことならトップの舞台で適性分析をして、その通り突き抜けてくれたら最高に楽しいんじゃないかと。

まずは競馬場で出会えることを楽しみにしながら、デビューを待ちたいと思います。
無事是名馬といいますが、順調な馬生を送れるように願うばかりです。

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