To Delphi

今回 Delphi にメッセージを寄せるという企画があるから、なんか書いて下さいよーという依頼を受けた
主催している Delphiのコミュニティ(ゆるふぁい)で当時のマーケッティング担当の大野さんがいらしてくれて、ちょっとした思い出話をしたばかり
更に、言語縛りの LTで、「Delphi今昔物語」というスピーチをしたのも最近の事

今から 24年前の 1995年 2月14日、USで Delphiが発売された(日本語版は、同じ年の9月に発売)
24年ということだから干支2周りしたわけだ

最初の DelphiはWindows 16Bit アプリケーションで、当然作れるアプリケーションも Windows 16Bitアプリケーション
対応OSは Windows 3.1

Delphi 2で Windows 32Bitアプリケーションにレベルアップ!
Windows 95に対応

この当時、革新的な 2way Tool で爆発的に売れたので、Delphiといえば Windows アプリケーションというイメージが焼きついた人が多い
実際、先日の LTで、今の Delphiが Windowsだけではなくて、iOS・Android・ macOSのアプリも作れちゃうって話したら、かなりの人がびっくりしていました

ちなみにこの頃、自分は dBASEのサポートをやっていたので、Delphiにはノータッチ
Delphi 3だったか 3.1の頃にデータベース周りのテストのお手伝いのために触ったのが初めてだった

dBASEも Visual dBASEになった際に、コンポーネントをドラッグ&ドロップしてアプリケーションが作れたのですが、当然 Delphiがご本家
その後、私は Delphiのサポートも兼任して、ヘルプの翻訳の確認とか、だんだん密接にかかわってくるのでありました

ところで、Delphiですが、途中 .NETに浮気したりしていたのを、個人的にはまったく好ましく思っていませんでした
Delphi 2007でWindows ネイティブに戻ってきてホント嬉しかったなぁ

更に、XE2で FireMonkeyプラットフォームが追加され、マルチプラットフォーム対応がスタート!
こちらも iOSとか Androidとかの知識を吸収しなければならなかったので、Delphiも大変でしたけど、こちらも覚えることが沢山で大変でした(マジです)
OSの仕様変更にも、くじけず頑張っている Delphi!
本当に頑張ってる!

なんのかんので、20年以上のお付き合い
まだまだ続くのね
きっと

そして 24歳になった Delphiへ
さらにサポートするプラットフォームが増えても、ヨロヨロしながらついて行くからね
これからもよろしゅうに!


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