【し】自己暗示は、悪用せずに活用しよう
タイトル50音縛り。
かるたみたいに、【あ】【い】【う】……で【ん】まで書くという遊びをしています。
第12回【し】は、
自己暗示は、悪用せずに活用しよう
10年くらい前の話ですが……。
漫画『ワンピース』のことを、「スーツ姿のビジネスマンが電車で読んでても恥ずかしくない漫画」って言ってる人がいて、「その考えが恥ずかしいわ」と思いました。
電車で、名前も知らない誰かが読んでる本を、いちいち気にしてるということですよね。
そして勝手に、恥ずかしいか恥ずかしくないかをジャッジしている。
こういうのって、他者にも自分にもわざわざ悪い暗示をかけていることになると思います。
この場合、つまらない暗示ですね。
人生を面白くする暗示ならいいけど、そうじゃないものは、邪魔なだけです。
誰も得しません。
一方、最近……。
母はよく言う。
「私ももう70代だから足腰が……」。
僕はこう言う。
「僕はオカンを70代だと思ってちゃんと心配してるよ。普段は言わないけど」
そして、こう言う。
「だから、自分で自分を70代扱いなんてしなくていいでしょ。オカン元気なんだし。」
結論はやはり、これ。
「そんな悪い自己暗示をかけて、いったい何の得があるの?僕にはわからない」
こんなの、
「私は70代にしては若いでしょ」って、
たとえ思っていなくても言っとけばいい話。
そうすれば、逆に良い暗示がかかる。
そこまではならなくても、悪い暗示のかからない状態には出来ます。
暗示の力を、侮るなかれ。
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