飲食店ですすむレジのEC化

【もっと踏み込んだ分析が必要である】


飲食店に行くと、店員の方が上のような機械を操作しているところを見ることも多くなったのではないでしょうか。


いま多くの飲食店では、POSレジやタブレッド・スマートフォンでレジ機能を使用している店舗が増加傾向にあります。
実際に全国で80万店あると言われている飲食店では、POSレジは37%、タブレットレジは16%もの店舗で使用されています。(出典:http://www.inshokuten.com/foodist/article/2374/)



飲食店レジのEC化がすすんでいるのは、経営する上で便利な機能が数多くあるからでしょう。
中でも代表的な機能が、販売データをクラウド上で集計し、売り上げ傾向を分析することです。

今までのレジスターでは、できなかった商品別の売り上げを瞬時に把握することができたり、曜日や時間ごとの売り上げ傾向を自動的に集計してくれます。

そのため、店舗の売り上げを上げるために効果的な人員配置を行うことができたり、商品構成や仕入れをすることができます。
これは、単純にお店の売り上げを上げるだけでなく、的確なマネジメントができることによるコストカットもできるため、うまく活用すれば店舗側は大きく利益を増やすことができるでしょう。
飲食店.COM会員(飲食店経営者・運営者)を対象に行ったfoodistのインターネット調査によると、以下のグラフのとおり、多くの飲食店が売り上げ状況の分析をPOSレジで利用していることがわかります。


しかし、実際にタブレット型のレジを利用したことのある私の意見としては、あくまでも集計しているだけにすぎず分析はしきれていないと考えています。


なぜなら、月/時間ごとの売り上げ状況を把握したり、商品ごとの売り上げ状況を示すだけでは飲食店にとっては何の解決にもなりません。
その集計結果から、いつ・どのような商品構成をし、どれくらい仕入れるのが適正か示すことまでしなくては十分な分析ではないと考えます。
そこまでして初めて、飲食店の利益につながるのではないでしょうか。

私たちDIKは、飲食店の本当の利益に繋げるために、単純な分析をするだけでなく、さらに踏み込んだ分析こそがカギになると考えています。


       

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