メイド喫茶で「ポッキー」を頼んだ時の原価インパクトについて


「ほら、タイトルから書き出すからこうなるんじゃん」という後悔が2畳の
風呂場でリフレインしている23:03です。スーパーインターン生のYです。
略してスYです。


さて、時に皆さんeverybody皆の衆。
「メイド喫茶」なる場所へ訪れたことはございますでしょうか?

可愛いふりふりのメイド服を着たそれはそれは綺麗で可愛いお姉様方が

「もえもえキューン」(意訳:汝、その金を身から離せ)

という、なんともまぁキュートでポップでドラスティックな呪文を唱えては、原価率の底知れぬオムライスやクリームソーダを、観光目的で訪れた外国人の口元目がけてねじ込み「Amazing, Kawaiiiii!!」と言わせていく、そんな夢のような場所が日本の秋葉原には津々浦々とあるわけです。


今日は、僕が親友M君にメイド喫茶へ半ば無理矢理連れて行かれた際、脳裏によぎったことを簡単にお話できたらなと思います。

※行ったお店が分からないように書いております。






①キャッチのメイドさんに捕まる

とあるメイドさんがチラシを持って近づいてきました。


「私は3日前からここであなたたちを待ってた妖精なの。」

「知ってますとも。」



僕らは二つ返事で入店しました。





②物価が違う

ピンクを基調としつつ、ぬいぐるみやカラフルなコップやイスが所狭しと並んでいる大変ゆるふわなインテリアを背に、僕らは決断を下さねばなりませんでした。



「"魔法の杖"が600円...だと?」



3代目Jsoulブラザーずが無理矢理シェアさせようと迫ってきたり、若かりし頃のガッキーがぶるんぶるんと腕を振り回してソニックブームをテレビ越しに発生させようと暴れ狂うCMでおなじみの「ポッキー a.k.a 魔法の杖」がなんと600円。






・・・なんですかこれは。





ドラゴン○ールのフリー○様のセリフよろしく、すぐさま親友とスマホで原価を調べました。




「モノにもよるが約20円」




完全にスーパーインターン生のthe endでした。
世界の終わりがすぐそこに確かに広がっていましたし、お店のBGMはドラゲナイでした。


30倍ってなんですか。
シンプルに600円-20円=580円の儲けですよ。
将来ポッキー屋さんになろうかと転職用に職務履歴書の書き方のページも同時に調べていました。





③突如ひらめくDIK計算式

1つで580円の利益。
ちなみに1番リーズナブルな食べ物がこれでした。
「コレハ、ミンナ、タノムンジャナイノ?」


営業時間が10時間。席数は40席ほど。


客数=総客席数×回転率×満席率なので

客数=40×1.0×0.2

      =8

※回転率は1時間で席が1回転するもので、満席率は僕の見た感覚値です。


1時間平均8人新規で入ったとして

デイリー:80人。

月間:80×30=2400人


2400人がみんなポッキーを頼んだとした場合、

売上:2,400×600=1,440,000円

原価:2,400×20=48,000円

利益:1,440,000-48,000=1,302,000円


大体月間130万円くらいですね。1日4万ちょい。



えげつない利益率を誇ります。
食品の原価を知ってしまうともうメイド喫茶へ行けません。




④おまけ


AKBの川栄ちゃんに似たメイドさんだったし、この利益率だし、

「さぞかし時給が高いんだろうなーーー」と思っていました。




おうちに帰って気になって調べました。



そのお店。



なんと。



時給が。



900円〜。



\(^o^)/







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