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15年前と今。





昨日は
伴侶のセツと
のんびりまったりお話して
今日もセツの出勤が遅いのをいいことに
お昼までくっついて寝てた




15年前なら
他人に触られるのも怖がって
威嚇するくらいだったセツ


静かだと眠れないのに
隣に人がいると嫌がる

確認行動もかなりあった




「この人はどこまで許してくれるんだろう」
「本当に自分のこと大事にしてくれるのかな?」


そんな思いが透けて見えるくらい
ギリギリだったセツ



170cm近い身長で
体重が50kgもなかった

食べることも
作業のように済ませてしまう




最初の年

誕生日に
何か好きなものを食べさせてあげたくて

「セツ、お誕生日何か食べたいものはある?」

と聞いたボクに

「ケンタッキーのパーティーバーレル。」

と即答して
ボクに背中を向けた



それが今では

「なんで、ももやくんにはコーンスープ作ってあげるのぉおお!!!俺にも作ってぇええええ。゚ヾ(゚`ω´゚ノシ゚。)ノシ」

と6歳児にヤキモチを焼くほど
ボクの料理が好きらしいです(笑)




初期の仏頂面がうそみたいに
ニコニコ笑って
嫌なことあったら怒って
疲れたら甘ったれになって


たくさんの顔を見せてくれるようになった






最初は隣に寝るのでさえ
嫌がって噛み付くこともあったセツ


ずっと緊張して
怯えていたけど


何度もなんども
お話して
根気よく寄り添っていたら


ボクの隣で
お腹丸出しにして眠るようになった

なんなら
自らボクのベッドにもぐりこむようになった




虐待されて
ネグレクトをうけて 


細くて軽くて
折れてしまいそうだった身体も

たくましいシロクマのようになって
お腹はキューピーちゃん!




何ともまぁ
甘ったれででかい子どもに育ちました(❁´ω`❁)






血の繋がらない生き物に
どんだけ労力かけてんだと思うけどね



ボクは
守ってもらえなかったから……





せめて
自分が拾った生き物くらいはね


どうにかしてやりたいじゃない?




バイセクシャルで、アダルトチルドレンで、ぽんこつオートマタなボクが、フルフェイスマスクをして生きているって話。 主観が9割です。 暗い話も、えぐい話も盛り込みます。 合わないなと思ったら、距離を置いてくださいませ。