見出し画像

タイ、ペット食品生産・輸出で、2025年に世界1位を目指している。


TPFA(Thai Pet Food Trade Association/タイペットフード貿易協会)


TPFA(Thai Pet Food Trade Association/タイペットフード貿易協会)

アジア経済ニュースNNA ASIAは2022年10月04日に、TPFA(Thai Pet Food Trade Association/タイペットフード貿易協会)のチャニン会長(Chanintr Chalisarapong, Ph.D., president of TPFA)は、2025年にタイがペットフード生産と輸出の世界1位になる可能性があるとの見通しを示した。現在世界3位となっている上に、2022年01~07月の輸出額も前年同期比43%増と伸びている。プラチャーチャート・トゥラキットの最新号が報じた。


チャニン会長(Chanintr Chalisarapong, Ph.D., president of TPFA)

チャニン会長は、現在の3位から1~2位に上昇することは可能だと意気込みを示した。2021年のタイのペットフード輸出量は72万795トン。輸出額は10年比27%増の653億9,100万バーツ(約2,500億円)だった。

2022年01~07月の輸出量は49万4,418トン、輸出額は前年同期比43%増の500億8,600万バーツ。主な輸出先は米国(全体の33%)、日本(13%)、イタリア(8%)、マレーシア(7%)となっている。アジアでは32カ国・地域に輸出し、アジア向けは輸出額全体の42%を占める。

オランダの展示会運営大手VNUグループは2022年10月26~28日、東南アジアのペット産業のBtoB(企業間取引)に関する展示会「ペットフェア・サウスイーストアジア(Petfair South East Asia)」を首都バンコク東部バンナーの展示場「バイテック・バンナー」(Bitec Bangna, an exhibition centre in Bangna, eastern Bangkok, the capital city.)で開催する。チャニン会長は、タイのペットフードのサプライチェーン全体の市場開拓につながることに期待を示した。

アジア太平洋地区で2021年のペットフード・トップ10は、
日本が6社
タイが2社
韓国が1社
オーストラリアが1社であった。

10 top Asia-Pacific pet food companies 2021
TIM WALL
AUGUST 30, 2022

ここから先は

5,017字 / 1画像

¥ 100

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?