ドイツのBionTechと中国の上海復星医薬共同開発ワクチン「復必泰」10代の3人が心筋炎疑惑。

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アジア経済ニュースNNA ASIAは2021年07月22日に、香港政府のCHP(Center for Health Protection/衛生署衛生防護センター)は2021年07月20日に、ドイツのバイオ企業ビオンテック(BionTech)と中国製薬大手の上海復星医薬(上海复星医药集团/Shanghai Fosun Pharmaceutical (Group)が共同開発した新型コロナウイルスのワクチン「復必泰(コミナティ)」について、2021年07月19日までに接種を受けた12~15歳の3人に心筋炎(myocarditis/inflammation of the myocardium/inflammation of the heart)が疑われる症状が出たと報告を受けたことを明らかにした。

衛生署によると、2021年06月に復必泰の12~15歳への接種が可能になってから、2021年07月19日までの同年齢層の接種回数は約6万3,000回となっている。

約2万人に1人という高い確率である。

https://time-az.com/main/detail/74863

香港の公立病院を所管するHA(Hospital Authority医院管理局)からの報告によると、12歳の男子1人と15歳の男子2人が、2回目の接種を受けた約2日後に胸の痛みを訴えた。
3人は経過観察と治療のため公立病院に入院したが、症状は安定しているという。
この件は因果関係を評価するため専門家委員会に委ねられる。

台湾の鴻海の担当者は、香港の公立病院を所管するHAと連携すべきである。

医療に国境はない。国境を意識するのは、政治家である。

衛生署が製造元の資料を引用したところによると、心筋炎や心膜炎(pericarditis)の症状が主にワクチン接種から14日以内に出現するケースがあり、2回目の接種後や若い男性に出やすいという。

若い男性は、台湾の未来である。

ただし、ドイツのバイオ企業ビオンテック(BionTech)と中国製薬大手の上海復星医薬(集団)が共同開発した「復必泰(复必泰/Comirnaty/コミナティ)」は、ドイツのバイオ企業ビオンテック(Biotech Ltd.)がファイザー(Pfizer)と共同開発したワクチン「トジナメラン(Tozinameran)」とどう違うのかわからない。

ファイザーでは、このような報告は聞いたことがない。

しかし、CDCでは2021年04月に、MyocarditisとmRNA COVID-19 Vaccinesの関係を報告している。
「Clinical Considerations: Myocarditis and Pericarditis after Receipt of mRNA COVID-19 Vaccines Among Adolescents and Young Adults」

つまり、「コミナティ」とシノバック製ワクチンの差が、はっきりした。
しかし、これは、「トジナメラン」と「コミナティ」が同じという考えから出たので、そこにも差があれば、「トジナメラン」とシノバック製ワクチンの差が、さらに拡大する。

台湾は、上海復星医薬(集団)の「コミナティ」を買うのか?
それとも「トジナメラン」か?

交渉した鴻海の担当者は、そのことを知っているのか?

ワクチン交渉は、単純ではない。

詳細は、ビオンテックしかわからないが、ビオンテックは大水害を受けたかもしれない。
会社は丘の上だから、多分大丈夫だろう。

鴻海の担当者は、多分ワクチンを接種していないので、ドイツにはいけない。

私には、7月末までにワクチン接種カードが届く。
このカードは、現在日本政府が複数国と提携するので、私はドイツに行けるはずである。

しかし、フランクフルト/M空港からビオンテックまでがわからない。大被害を受けて、行けないかもしれない。

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