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イギリスの石油大手BP、紛争受け価格高騰、過去10年で最高益。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年05月04日に、イギリスの石油大手BPは2022年03日、第1四半期(1~3月)の純利益(在庫評価変動の影響と特別損益除く)がUS$62億4,500万となり、前年同期から2.4倍に拡大したと発表した。

ロシアのウクライナ侵攻を背景に石油・ガス価格が高騰したことで、四半期ベースとしては過去10年以上で最高益を記録したと報告した。

https://time-az.com/main/detail/76791

ガス・低炭素エネルギー事業のEBIT(利払い・税引き前利益、在庫評価変動の影響除く)はUS$35億9,500万と、1年前から58.4%拡大した。石油生産・運営事業はUS$46億8,300万で、1年前から3倍に増えた。製油や販売の下流事業を行う顧客・製品事業はUS$21億5,600万と、3.3倍に伸びた。

石油・ガスの生産量は日量225万2,000石油換算バレルと、1年前から1.5%拡大している。

BPは2月下旬、ロシアのウクライナ侵攻を受けて、露国営石油大手ロスネフチの全保有株式19.75%を売却すると発表。これに伴い、255億ドルを減損処理した。なお、当期からロスネフチ事業の生産量や利益などの報告を取りやめている。

BPは第2四半期について、ウクライナ紛争の影響で原油価格の変動リスクが引き続き高まると予想。欧州のガス価格はロシアからの供給に大きく依存しており、見通しは不確実だとしている。

個人を苦しめて、稼ぐ戦争ビジネスであり、米国のテキサス州アービングに本社があるEXXONも同様の結果になることだろう。

ジョー・バイデン大統領(US President Joe Biden)は、具体的な支援をガス、石油の値上がりまで待っていた。

これがイギリスとアメリカの戦争ビジネスである。
汚い〜

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