中国の習近平国家主席、香港の林鄭月娥の仕事ぶりを評価。

画像1

アジア経済ニュースNNA ASIAは2021年12月23日に、中国の習近平(习近平/Xi Jinping)国家主席は2021年12月22日に、政府トップの林鄭月娥行政長官(Chief Executive Carrie Lam Cheng Yuet-ngor/キャリー・ラム・チェン・ユエット・ンゴール)と北京で会談し、林鄭月娥が率いる香港政府の仕事ぶりを「中央は十分に認めている」と述べた。香港の官営メディアRTHKなどが会見冒頭の様子を伝えた。

画像2

習近平国家主席は過去1年の香港の情勢について「『乱から治へ』の局面が強固になり、情勢は良い方向へ発展している」と評価した。新型コロナウイルス対策が成果を上げ、経済の回復が進み、社会は安定を維持しているとの認識を示した。

https://time-az.com/main/detail/75907

中央主導で行われた選挙制度の変更と、新制度下で実施された選挙委員会委員および立法会(議会)議員の選挙については「『一国二制度』の原則と香港の実情に見合っており、香港の長期にわたる繁栄と安定を保証する良い制度であることが証明された」と主張した。昨年から施行された香港国家安全維持法(国安法)に関しても「香港政府は断固として国安法を執行して暴力と混乱を収め、秩序を取り戻し、法治の権威と尊厳を守った」と強調した。

画像3

つまり、習近平国家主席の思い通りの報告に向かっていると評価したのであって、林鄭月娥行政長官は習近平国家主席のロボットとして認められたとも言える。

林鄭月娥は年末恒例の中国最高指導部への定例報告のため20~23日の日程で北京を訪問した。22日は習近平国家主席に先立ち李克強首相も林鄭月娥行政長官と会談し、林鄭月娥らの仕事ぶりへの評価と香港への支持を表明した。

画像4

画像5

しかし、暴力で得た鎮静化は、本物ではなく、いつかかならず、反発で数倍の暴力で仕返しされる。
すでに、中国国内では、反発が動き出している。

中国共産党の党員数9514万8000万人(2021年06月05現在)を人口(約14億1,178万人/2020年11月1日現在)で割ると、人口の6.74%に過ぎない。

つまり、13億1663万2000人は中国共産党員数ではない。

このような状況がいつまで続くのか??
共産党が存続する限り、民主化はあり得ないが、習近平国家主席は、中国の「民主的」政治体制は国際的成功の鍵を握る「偉大な創造」と語る。つまり、民主とは中国共産党員数だけが対象なのだろうか?

テーマは、共産党存続なのだろう。

林鄭月娥は、どこに足を入れたのだろうか?

2021-10-14---習近平主席、中国の「民主的」政治体制は国際的成功の鍵を握る「偉大な創造」と語る。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?