中国の習近平主席がチベットを訪問。

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AP通信は2021年07月24日に、中国の共産党総書記(国家主席)の習近平(习近平/Xi Jinping)がチベットを珍しく訪問した。

ヒマラヤ地域の伝統的な仏教文化に対する当局の規制が強化され、経済発展と近代的なインフラの整備が加速していると報告している。

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中国の国営通信の新華社(新华社/Xinhua News Agency)によると、習近平は首都ラサ(Lhasa)のドレプン僧院(Drepung Monastery)、バルコル通り(Barkhor Street)、チベットの伝統的な精神的・時間的指導者であるダライ・ラマが住んでいたポタラ宮(Potala Palace that was home to the Dalai Lamas)の麓の広場などを訪問した。

https://time-az.com/main/detail/74877

習国家主席の訪問はこれまで公には予告されておらず、すでに北京に戻っているかどうかも明らかにされていない。

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中国は近年、仏教僧院の管理を強化し、チベット語ではなく中国語での教育を拡大している。

このような政策に批判的な人は、日常的に拘束され、長期の懲役を科せられることもある。
特に、1959年に中国の支配に反対して蜂起した際にチベットを脱出して以来、インドに亡命している86歳のダライ・ラマと関係していると判断された場合はなおさらである。

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しかし、ダライ・ラマが最後になる可能性も否定できない。

また、中国の共産党政権も無敵ではない。

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また、チベット人と習近平の距離が、実に微妙である。

他の都市のように、市民に近づくことはなく、習近平が距離を保っている。

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しかし、以前のような若者の焼身自殺は減っていつのだろうか?

反対派が減ったと言うことは聞いていない。

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SPの厳しい顔は、同じである。

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2017-05-29---2009年からチベットの自由を求めて、155人が自ら火をつけた。
2017-05-29---インド亡命チベット人150人、中国圧政に抗議デモ行進。
2014-09-26---ダライ・ラマ入国拒否で、ノーベル平和賞6人が南アの国際会議ボイコット。
2014-09-04---ダライ・ラマは、ビザ問題で南アフリカの訪問を取り消した。
2014-03-13---天安門での焼身自殺伝えた市民サイト関係者を相次いで拘束。
2014-02-21---ホワイトハウスのホストであるオバマは、ダライ・ラマを迎えた。
2013-04-24---3人のチベット人が、また抗議で自分をいけにえに捧げた。
2013-02-28---ダライ・ラマの名誉博士号!
2012-11-24---中国の新しいリーダーはチベット政策を変更するか!?
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2012-03-07---中国の政府関係者は、チベットの焼身自殺による抗議をテロリズムと言った!
2012-02-03---Sedaで、3人のチベット人僧侶が焼身自殺。
2011-11-18---ダライ・ラマは、焼身自殺の考えを疑問視!
2011-11-03---中国の圧力と多発するチベットでの自殺。
2011-10-18---チベットの尼僧、中国の僧院近くで自らに火を付けて死亡した。
2011-08-29---仲間の僧が焼身自殺したことでチベットの僧侶を投獄。
1963-06-11---南ベトナムで仏教弾圧の抗議運動が広まり、僧侶が焼身自殺した。

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習近平主席の微笑みの余裕がない。

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