タイ、2021年10月までに、外国人旅行者を全面受入れ!?

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アジア経済ニュースNNA ASIAは2021年06月18日に、タイのプラユット・チャンオチャ首相が2014年のクーデターで実権を掌握してから、2021年05月で7年がたった。

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新型コロナウイルス感染症の影響もあり2020年前後から経済運営でつまずいている一方、産業の高度化政策「タイランド4.0」や経済特区(SEZ)「東部経済回廊(EEC)」など中長期的な成長の道筋をつけようとしている中で、2021年06月16日に、タイのプラユット首相はテレビ番組を通じて国民に対し、「(同日から)120日以内に開国しなければならない」と表明したと報告した。

https://time-az.com/main/detail/74634

来週の定例閣議で南部プーケット県の外国人旅行者受け入れを2021年07月1日に開始することを承認し、2021年10月半ばの全面開国実現に弾みをつけると伝えている。

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プラユット首相は、これまでに新型コロナウイルスワクチンのメーカー6社(米ファイザー、ジョンソン&ジョンソン=J&J、モデルナ、英アストラゼネカ、中国の科興控股生物技術=シノバック・バイオテック、中国医薬集団=シノファーム)と交渉し、計1億550万回分について購入契約・予約書を取り交わしたと説明。年内に全て受け取る予定で、2021年10月初めまでに5,000万人が最低でも1回目を接種している計画だと述べた。

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また新型コロナワクチンを接種した外国人旅行者とタイ人帰国者が、検疫隔離なしでタイに入国することを許可すると、新型コロナ感染者数が増える恐れがあるが、市民生活を成り立たせるために受けとめるべきリスクだと理解を求めた。

プーケット県では、2021年07月01日に新型コロナワクチンの接種が完了した外国人旅行者を検疫隔離免除で受け入れる実証試験「観光サンドボックス(Phuket Tourism Sandbox/Tourism Sandbox/Phuket Sandbox)」を開始する計画。2021年06月08日の閣議で原則的に承認したと伝えている。

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