Apple Car Programのシニアメンバーが、また一人減った。

2021年12月3日 14:46

ジェフ・ブッツ(Jeff Butts)はMacObserverで2021年12月02日に、AppleのProject Titanの回転ドアは回り続けている。

最新の損失では、2019年にAppleの自律走行車プログラムに着手した元Teslaの副社長が他社に移った。
元エンジニアリングのシニアディレクターは、電気航空のスタートアップに行ってしまった。

豊富なパワートレインの開発経験がるマイケル・シュヴァクチュ(Michael Schwekutsch)は、Teslaのエンジニアリング担当副社長として、自動車メーカーのパワートレイン開発を監督していた。
Teslaのローダー(Roadster)、セミ(Semi)、そして現在サイバートラック(Cybertruck)と呼ばれている車の開発に携わった。

Appleでは、Appleの電気自動車プロジェクトであるProject Titanの推進に携わっている。

3ヶ月前にダグ・フィールド(Doug Field)が去った後、ケビン・リンチ(Kevin Lynch)がApple Carプログラムのリーダーシップを取っている。リンチは2025年にApple Carをデビューさせたいと考えていると言われている。

Apple Carからアーチャー・エアクラフト(Archer Aircraft)へ

マイケル・シュヴァクチュは現在、電動エアタクシーの新興企業であるアーチャー(Archer)社のエンジニアリング担当上級副社長を務めている。LinkedInのプロフィールに記載されている仕事内容から、マイケル・シュヴァクチュは推進力、ホバリング飛行、バッテリーシステムを担当していることがわかる。

アーチャー社は、電動の垂直離着陸機を空中タクシーとして展開し、都市部のモビリティを向上させることを目指している。

Apple社が独自の電気自動車をデビューさせるためには、今回の損失が一つの障害となる。人材の喪失から自動車業界でのパートナー探しの苦労まで、数々の挫折がこのプロジェクトを妨げ続けているようである。

その一方で、AppleはTeslaのオートパイロット・ディレクターであるクリストファー・ムーア(Christopher Moore)をProject Titanチームに招き入れることに成功した。Appleは、自動車プロジェクトを3年後にデビューさせるためには、トップの人材を確保する方法を見つける必要があある。

ご存知だろうか？？
ホンダの自動車開発の歴史は、凄まじい挫折の連続であったが、本田宗一郎がいた。

ホンダは最初、自転車に小さなエンジンをつけて走らせ、売り出した。
それを岐阜の実家の前の和菓子製造販売の息子が買って、自慢していた。
その後その自転車バイクを大きくして、一流のバイク会社に育てた。

そして、本田宗一郎が、トヨタに挑戦すると言い出した。

ところが、最高の2輪のバイクから、その倍の4輪の車を作り出すために、自動車を何台も分解してみた。

そこで驚いたのは、最高の2輪のバイクの部品の約100倍の部品が必要だった。

例えば、バイクの座席は、自転車のままでも流用できたが、自動車の場合は、5人乗りだから、5倍ではない。バイクにはリクライニングはない。応接間の椅子では流用できない。

本田宗一郎は、とんでもないものを作り出したと気がついた。

今のApple社は、まだこの段階にも来ていない。

Appleがこれまでに作ってもので流用できるのは、車に関係のないスピーカーぐらいである。

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