イタリア政府、労働者のグリーンパス取得を義務化。

画像1

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2021年09月20日に、イタリア政府は2021年09月16日に、新型コロナウイルスのワクチン接種を受けたことなどを示す独自のデジタル証明書「グリーンパス(Greem Pass)」の取得を官民全ての労働者に義務付けると発表した。

画像3


ヨーロッパでは初の措置で、必要な時に提示できない場合は罰金が科される。2021年10月15日から適用される。

画像2

「グリーンパス」は、新型コロナのワクチン接種完了か感染からの回復、検査での陰性結果を示すもの。今後は、職場でパスを提示しなかった場合、最高€1,500の罰金が科されるほか、欠勤と見なされ、給与は支払われない。

ただし、解雇はされない。

もの凄い罰金の導入である。

https://time-az.com/main/detail/75220

イタリアのロベルト・スペランツァ保健相(Minister of Health Roberto Speranza)は今回の決定について、「職場をより安全な場所にするとともに、ワクチン接種キャンペーンを加速するため」と述べた。

画像4

グリーンパスは既に、レストランや美術館・博物館、映画館などの屋内施設の利用時のほか、中長距離列車や航空機、フェリーの利用などにも提示が義務付けられている。

画像5

先には、教育・介護現場の従業員に拡大することが閣議決定された。

さすが、冷静で、知的なユーロ圏の銀行を監督の下に入れた前欧州銀行ドラギ頭取が就任したマリオ・ドラギ(Mario Draghi)イタリア首相は、アンチバクサー(AntiーVaxxer)の言葉に迷わなかった!

画像6

ヨーロッパで最初にコロナウイルスで苦しめられたイタリアは、間違いを許さない。

EU(European Union/欧州連合)で最も厳しいルールで、反対する人もおおいが、仕方がないだろう。

画像7

生死の問題である。
イタリアには、昔から、国が消えるほどの無数の大きな伝染病の歴史がある。

イタリアは、完全に2局化している。

画像8

しかし、AntiVaxxerの話を聞いて死んでも、誰も喜んでくれない。

責任も取ってくれない。

病院も動いてくれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?