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ミャンマー国軍に拘束され、計10年の禁錮刑が言い渡された久保田徹解放。

国軍がクーデターで全権を掌握したミャンマーの最大都市ヤンゴンで抗議デモを撮影中に2022年07月30日に拘束された。


国軍は26歳の久保田徹(Toru Kubota)が観光ビザ(査証)で隣国タイを経由して入国し、市民による国軍への抗議デモを撮影していただけではなく、参加者らと連絡を取り、自らもデモに参加していたと主張していたほか、以前に少数派イスラム教徒ロヒギャを巡って、虚偽の情報を流したなどととして、扇動罪などで計10年の禁錮刑を言い渡された。

また、軍の統制下にある裁判所は2022年10月05日に、久保田にインターネットなどの電子通信に関する罪で禁錮7年、扇動罪で同3年の判決を出していたほか、2022年10月12日には入国管理法違反の罪で新たに禁錮3年を言い渡していた。執行された場合の刑期は計10年だった。

ドキュメンタリー制作者の久保田徹は、在ミャンマー日本大使館によると、約3カ月半ぶりの2022年11月17日に恩赦により解放された。

この恩赦では、外国人を含む約5800人の政治犯らを解放すると発表した。同日、空路でミャンマーを出発した。

久保田を乗せたとみられる旅客機はタイの国際空港でトランジット中に、取材されたが、タイの空港では「話せる状態ではないです。日本に着いてからお話しします」と記者団に述べた。2022年11月18日に羽田空港に到着し、久保田の健康状態に問題はないという。

日本にいて、ミャンマーの最大都市ヤンゴンで拘束され、現地の刑務所に入れられ、裁判で禁固10年の判決を下されると、ショックは大きいことだろう。

私も、複数国で拘束されたが、全て自力で出てきた。ヨルダンでは、少しもめ、将軍に、私は警察本部の廊下で寝ると言って寝袋に入ろうとしたら、わかった!明日日本大使館の人が来たら解放するので、指定のホテルに行くように言われた。

将軍から、お前みたいな人は初めてだと言われた。


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