イギリスの航空大手BA、ヒースロー旅客制限で短距離便の販売停止。
ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年08月03日に、BBC電子版などがイギリスの航空大手BA(British Airways/ブリティッシュ・エアウェイズ)は2022年08月01日に、ロンドン・ヒースロー空港(London Heathrow Airport)発の短距離便の航空券販売を8日まで停止すると明らかにしたと報告した。
ロンドン・ヒースロー空港が人手不足を受け、1日当たりの旅客数を制限しているため。これにより、BAが運航する国内・欧州路線の予約に影響が及んでいると伝えていた。
https://time-az.com/main/detail/77418
BAは、ヒースロー空港からの新規予約制限の要請を受け、同空港出発便の一部について予約を制限していると説明した。これにより、既存の予約客の変更の選択肢を最大限に増やすという。
ヒースロー空港を運営するヒースロー・エアポート(Heathrow Airport)は先に、2022年09月11日までヒースロー空港から出発する乗客数を1日10万人に制限すると発表した。航空需要の回復に人員確保が追い付いていないためで、航空各社に対しては、夏の繁忙期の航空券の販売を停止するよう要請した。
BAを運営するIAG(International Airlines Group/インターナショナル・エアラインズ・グループ)によると、ヒースロー空港の運営上の問題を受け、BAの2022年04~06月の輸送能力は新型コロナウイルスのパンデミック(pandemic/世界的大流行)前の水準の69.1%にとどまった。
ただし、2022年07~10月には同75%に拡大する見通しだという。
しかし、ジャンボで乗客を満載して飛ばしていた時代から、大きく変わった。
それと同時に、バックパッカーの時代も終わった。
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