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インドで複数の仮想通貨交換会社が、日本の2018年を再現。5年遅れ!〜

日本では、2018年03月07日に、金融庁は一部の業者には業務停止命令も検討。顧客保護の体制やマネーロンダリング(資金洗浄)防止措置などが不十分と判断したため、複数の仮想通貨交換会社を一斉に行政処分する方向で最終調整に入った。

インドでは2023年03月から、デジタル資産サービスの事業者が反マネーロンダリングの枠組みに組み込まれた。現在インドで取引所を運営するには、インドの金融情報機関FIU IND(Financial Intelligence Unit - India)に登録し、規則を遵守しなければならない。

暗号資産取引所OKXは顧客に対し、インドでのサービスを終了すると伝えた。
顧客は2023年04月中にポジションを決済する必要があり、その後は資金の引き出しのみが可能となる。
サービス終了はインドの規制に対応するためだとOKXは述べた。
暗号資産(仮想通貨)取引所OKXはインドの顧客に対し、規制によりサービスを終了するため、2023年04月末までにポジションを決済するよう通知した。

メール通知には,「4月30日以降、顧客の口座は制限され」、引き出しのみが可能となるとメール通知には書かれている。

CoinDeskが確認した通知によれば、顧客は2023年04月30日までにすべての証拠金、永久先物、先物、オプションのポジションを決済し、資金を引き出さなければならない。

FIU INDに新生が認可され、2023年末時点で登録を完了している28社で、OKXは含まれていなかった。

インド政府は国内で違法に運営されている取引所の取り締まりを進めている。2023年12月にFIU INDは、違法に運営されているとしてバイナンス(Binance)、クラーケン(Kraken)、メックスシー・グローバル(MEXC Global)を含む9つの取引所に通達を出したが、対象となった取引所にOKXの名は挙げられていなかった。

通知を受け取った取引所のいくつかはインド当局と協議に入ったと、事情に詳しい人物はCoinDeskに語った。

|翻訳・編集:行武 温
|画像:Shutterstock
|原文:Crypto Exchange OKX to End Services in India

Camomile Shumba is a CoinDesk regulatory reporter based in the UK. Previously, Shumba interned at Business Insider and Bloomberg. Camomile has featured in Harpers Bazaar, Red, the BBC, Black Ballad, Journalism.co.uk, Cryptopolitan.com and South West Londoner.

日本では2018年03月に大騒ぎになって、いくつかが消えていった。

コインチェックが外部からの不正アクセスを受け、2018年01月26日、約580億円分の仮想通貨「NEM(ネム)」が流出した。

金融庁は他の業者にもシステムリスクがないか総点検するため、全ての交換業者を対象に順次立ち入り検査を始めると発表していた。今回、第1陣の検査を終え、問題があった業者を先行して行政処分することにした。

当時の取引所は、セキュリティ管理が良い加減であった。

実は、私も最初はコインチェックを利用する気で、何度かコンタクトをとっったが、いくつかのセキュリティが怪しかったので、中止した経験があった。

私の友人は、一時アクセスできなくなった。

その友人は、アクセス可能になると同時に全てを解約したが、当時ビットコインも持っていた。彼の嫁さんもビットコインも持っていたので、先日、そのまま持ち続けていたら、それぞれ1コインで1000万円になったと話したら、無口になった。

2018年03月07日---仮想通貨、複数の交換業者処分へ 金融庁。
https://www.coindeskjapan.com/225019/
https://www.coindesk.com/policy/2024/03/21/crypto-exchange-okx-to-end-services-in-india/

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