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世界最長フライト。20時間のフライトとして、ロンドン―シドニー便就航。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2022年05月03日に、オーストラリアのカンタス航空(Qantas)は022年05月02日に、2025年末までにシドニー(Sydney)―ロンドン(London)間とシドニー(Sydney)―ニューヨーク(New York)間の直行便を就航させると発表した。ロンドンまでの直行便の飛行時間は約20時間と、世界最長となる。同社はこれに伴い、欧州航空・防衛最大手エアバス(Airbus)の「A350-1000」を12機発注した。

ただし、以前の計画では、ロシア、ウクライナ上空を飛ぶことになっていたが、今回は回避された。

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カンタス航空は、こうした長距離便の運航計画を「プロジェクト・サンライズ(Project Sunrise)」と名付け、5年前から取り組んできた。2018年にはパース(Perth)―ロンドン(London/1万4498km)間を17時間で飛行する直行便を就航。19年には調査飛行により、シドニーとロンドン、ニューヨークを結ぶ直行便をそれぞれ19時間19分、19時間超で飛行した。計画では、シドニー発着に続き、メルボルン(Melbourne)発着の直行便も就航させる。

新機材の納入は25年に始まり、28年までに完了する。1機当たりの乗客数は238人で、座席は既存の航空機よりも広くする。機内の中央部には、セルフサービスのスナックバーやストレッチと運動ができるスペースを備えた「ウェルビーイングゾーン(Wellbeing Zone)」も設ける。

Wellbeing Zone


Wellbeing Zone


同社は併せて、国内線の機材を刷新するため、エアバスに「A321XLR」と「A220」を20機ずつ発注するほか、「A320」と「A220」のファミリーを合わせて94機追加購入するオプション契約を結ぶことも明らかにした。

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