バチカン市国のローマ法王、腸の手術から1日で元気になった。

画像1

AP通信は2021年07月05日に、ローマ法王庁は、フランシス法王(Pope Francis)が大腸の半分を摘出するという3時間に及ぶ手術を受けた翌日、フランシス法王は「良好な状態で、注意力もあり」、自力で呼吸していると発表した。

バチカンのマッテオ・ブルーニ報道官(Vatican spokesman Matteo Bruni)は、84歳フランは「合併症がなければ」ローマのカトリック病院であるジェメリポリクリニック(Gemelli Polyclinic, a Catholic hospital)に7日間ほど滞在する予定であると述べた。

https://time-az.com/main/detail/74747

日曜日の手術終了から12時間以上が経過してから、バチカンが初めて発表した詳細な医療情報が掲載された。手術は、教皇の大腸のS状結腸部分が狭くなる憩室狭窄症のために必要であったと教皇庁は発表した。

画像2

マッテオ・ブルーニは書面で、「教皇は全身状態が良く、注意力もあり、自発的に呼吸している.」と述べていru。[07月04日の夜に行われた憩室狭窄症の手術は、左半身の切除を伴うもので、所要時間は約3時間でした.」と報告している。

この手術では、通常、左側の大腸を切除し、残りの部分の大腸を結合する。
しかし、バチカンは詳細を説明しなかった。

画像3

フランシスは、大腸の左側の手術の後、ローマの病院で療養生活を送っている。

今回のステートメントが発表されるまで、バチカンはこの手術の詳細をほとんど明らかにしていない。

先にイタリアの枢機卿が記者団に対し、フランシスの術後の経過は問題ないとの報告を受けたと述べていた。

画像4

エンリコ・フェローチ枢機卿(Cardinal Enrico Feroci)は、飛行機に乗るためにローマの空港にいたとき、「我々の祈りと親密さは非常に大きい.」と述べた。イタリアの通信社「ANSA」の報道によると、フェローチ枢機卿は午前中に別の枢機卿であるアンジェロ・デ・ドナティス(Angelo De Donatis)から「教皇は元気だと聞いた」と語っている。デ・ドナティスは、ローマ教区の代理を務めている。

フランシスは、病院の10階にある特別なスイートルームに滞在している。このスイートルームは、教皇ヨハネ・パウロ2世が様々な病気のために何度か滞在した後、教皇が使用できるようになったものである。

バチカンは日曜日の午後、フランシスが予定されていた手術のために入院したことを発表した際、大腸のS状結腸部に狭窄が生じたために手術が必要になったと述べた。

ローマの日刊紙「イル・メッサゲロ(Il Messaggero)」は、情報源を明示せずに、手術中に「合併症」が発生したと報じた。何が起こったのかは明らかにしていないが、同紙によると、外科医は腹腔鏡で手術を始めた後、結局、切開をしなければならなくなったとのことであった。

多分、太り過ぎで、患部を腹腔鏡だけで切除できなくなったのだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?