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日産自動車と三菱自動車、ルノーEV事業への出資確約。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2023年12月07日に、日産自動車と三菱自動車は2023年12月06日に、アライアンスを組むフランスの自動車大手ルノーのEV(Electric Vehicle/電気自動車)・ソフトウエア子会社アンペア(Ampere)に、予定通りそれぞれ最大€6億ユーロ、€2億を出資すると確約した。欧州市場向けのEV開発に同子会社を活用するとしている。

日産自動車の社長兼最高経営責任者(CEO)内田誠は2023年12月06日の共同記者会見で、日産はアンペアの「戦略的投資家」になると強調した。

ヨーロッパ向け小型車「マイクラ(Micra)」のEV版は、アンペアが開発・製造するとした上で、同社のソフトウエアやコネクティビティー技術をヨーロッパ以外の市場で利用する可能性も示唆した。「世界中で単独でEVを開発するのは極めて困難」との考えを示した。

ルノーのCEOルカ・デ・メオ(Luca de Meo)は、日産はアンペアを活用することにより、「マイクラ」のコストを50%削減できるとの見通しを示している。

ルノーのCEOルカ・デ・メオ(Luca de Meo)はイタリアのミラノで、1967に生まれ、ルノーでキャリアをスタートし、その後トヨタ・ヨーロッパ(Toyota Europe)に移り、その後フィアット・グループ(Fiat Group)に移り、アバルト(Abarth)のCEO、ランチア(Lancia)、フィアット(Fiat)、アルファロメオ(Alfa Romeo)のブランド責任者を務めた。

彼はフィアットで働いていたとき、セルジオ・マルキオンネ(Sergio Marchionne)の弟子とみなされ、新しいフィアット 500(Fiat 500)の導入において重要な役割を果たした。

マルキオンネは、アルファ ロメオの責任者だった間の結果に不満を抱いていた。

ルカ・デ・メオは、アウディ AG(Audi AG)の販売およびマーケティング担当の経営委員の役割を引き受ける前に、2009年にフォルクスワーゲン ブランド(Volkswagen brand)およびフォルクスワーゲン グループ(Volkswagen Group)のマーケティング ディレクターとしてフォルクスワーゲン グループに加わった。 2015年11月から2020年1月まで、SEATの社長を務め、2020年01月、ルカ・デ・メオが2020年07月からルノーのCEOに就任すると発表された。しかし、フォルクスワーゲン・グループとの競業禁止条項により、ルノーにはあと5か月間CEOが不在となる。

ルカ・デ・メオはルノー S.A.(Renault S.A. and Chairman of Renault s.a.s. since July 1, 2020. He was also t)の CEO およびルノー S.A.S.の会長を務め、2020年7月1日より就任。2021年1月1日時点ではルノー ブランドのCEOも務めている。彼はルノー・ グループの取締役会のメンバーでもあり、ルカ・デ・メオは、2021年4月1日から TIM(Telecom Italia)取締役会のメンバーを務めている。

ルカ・デ・メオはイタリア語、英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語が話せる。

ただし、イタリア語、フランス語、スペイン語は方言のようなもので、ドイツ語と英語も方言のようなもので---2ヶ国語と、その方言ともいえる。さらにイタリア語は母国語である。だから外国語はドイツ語が話せるということだろう。

https://europe.nna.jp/news/show/2600353
https://www.thepaddockmagazine.com/2023-profiles-9-luca-de-meo/

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