シベリアの気温は118度。地面に触れると火傷するほどの高熱。

画像1

のレポートを紹介する「VICE」は2021年06月28日に、北極圏は、冬の寒さが厳しく、数分で凍傷になってしまうことで知られていが、今年の夏は、地面に触れると火傷をしてしまうような暑さの地域もあると報告した。

https://time-az.com/main/detail/74695

EU(European Union/欧州連合)地球観測計画(Earth Observation Programme)による、シベリアの(Verkhojansk)という町では、2021年06月28日月曜日に地面の温度が118度を記録した。

画像2

同機関の衛星は、ロシア北部を襲っている記録的な猛暑の様子を撮影した。
EUの宇宙機関(space agency)によると、シベリアの町サスキラ(Saskylah)では地上温度が過去最高の90度を記録し、他の町でも110度近い温度を記録したとのことである。

画像3

WMO(World Meteorology Organization/世界気象機関)は月曜日のステートメントで、「2021年は気候変動対策のためのメイク・オア・ブレイクの年(2021 is a make-or-break year for climate action)」と述べている。

画像4

ナショナルジオグラフィック(National Geographic)によると、2020年には、シベリアも1885年までさかのぼって記録的な高温に見舞われた。平均気温の上昇は、気候危機の転換点が迫っていることを意味している。

画像5

デンマーク気象研究所の気候科学者であるルース・モットラム(Ruth Mottram, a climate scientist at the Danish Meteorological Institute)は、2020年にナショナルジオグラフィックの取材に対し、「長い間、強い熱波のような極端な現象が増えると言ってきました。」「しかも思っていたよりも早く。予想が現実になってきたという感じです。」

画像6

シベリアが溶け続けると永久凍土が溶け、それによってメタンや二酸化炭素などの温室効果ガスが放出されると科学者たちは警告している。このような温室効果ガスは、大気中の熱を閉じ込め、「温室効果」を引き起こす。これがドミノ効果となって、指数関数的にマイナスの速度で気候を変化させ続ける。

画像7

不思議なことに、北極圏の他の地域では、今週、夏に雪が降っていた。

2021-06-28---カナダでは記録的な暑さになり、みんなバタバタ水の中に倒れ込んでいる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?